藤原秀樹 (応用化学者)
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藤原 秀樹(ふじわら ひでき)は、日本の化学者。大阪工業大学名誉教授・桜花会元幹事。工学博士(大阪市立大学)。元近畿化学協会ビニル部会会長・化学技術アドバイザー。高分子学会1995幹事。元日本化学会代議員。
専門は、高分子化学・有機合成(特にブロック共重合、ポリマー、超音波化学)。
略歴
[編集]1963年大阪工業大学工学部応用化学科卒業(応用化学科第2期生)。同大学工学部応用化学科助手となり、応用化学教室を担当[1]。1970年同学科講師、クラークソン工科大学(現:クラークソン大学)に留学(1年間)。1977年大阪市立大学(現:大阪公立大学)大学院にて工学博士号を取得。 1978年大阪工業大学工学部応用化学科助教授。1984年同学科教授。2004年同大学紀要委員会委員[2]。2005年大阪工業大学名誉教授。
大阪工業大学応用化学科にて、40年以上の長きに渡り教鞭を執り、同学科同窓会である桜花会幹事も務めた[3]。
主な所属学会は、日本化学会、高分子学会、近畿化学協会。主な著書は、ポリ塩化ビニル - その基礎と応用(共著、日刊工業新聞社1988、学術書)、技術者による実践的工学倫理 第4版(共著、化学同人2019、学術書)、環境倫理入門(共著、化学同人2012、学術書)。
主な研究
[編集]- 超音波照射によるポリマーのメカノケミカル反応[4]
- 超音波化学反応装置の試作と応用[5] - 大阪大学産業科学研究所・滋賀医科大学との共同研究
- ソノケミストリー(超音波化学)の高分子への応用
- ポリフマル酸ジイソプロピル(PDiPF)と他のポリマーとのブレンド化と性質 - 日本油脂(現:日油)との共同研究
- 高速かきまぜによるPVAcの分裂とビニルモノマーの重合
脚注
[編集]- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/gomu1944/61/10/61_10_707/_pdf/-char/ja
- ^ http://www.oit.ac.jp/japanese/toshokan/tosho/kiyou/jinshahen/49-1/
- ^ http://oukakai.koudai-kai.jp/soshiki.html
- ^ https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282681499196416
- ^ https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-01840021/