藤原岑主
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時代 | 平安時代初期 |
---|---|
生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従五位下・讃岐権介 |
主君 | 文徳天皇 |
氏族 | 藤原北家 |
父母 | 父:藤原桜麻呂 |
子 | 淑幹 |
藤原 岑主(ふじわら の みねぬし)は、平安時代初期の貴族。藤原北家、右大臣・藤原内麻呂の孫。下総守・藤原桜麻呂の子。官位は従五位下・讃岐権介。
経歴
[編集]文徳朝の仁寿3年(853年)従五位下に叙爵し、斎院長官次いで大蔵少輔に任ぜられる。その後は、仁寿4年(854年)右少弁、斉衡2年(855年)左少弁と弁官を務めるが、斉衡3年(856年)讃岐権介として地方官に転じた。
官歴
[編集]『日本文徳天皇実録』による。
- 時期不詳:正六位上
- 仁寿3年(853年) 正月7日:従五位下。4月7日:斎院長官。7月1日:大蔵少輔
- 仁寿4年(854年) 正月16日:右少弁
- 斉衡2年(855年) 9月27日:左少弁
- 斉衡3年(856年) 正月12日:讃岐権介
系譜
[編集]『尊卑分脈』による。
- 父:藤原桜麻呂
- 母:不詳
- 生母不明の子女
- 男子:藤原淑幹
参考文献
[編集]- 『尊卑分脈 第一篇』吉川弘文館、1987年