コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

薬師寺 (足立区綾瀬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
薬師寺
所在地 東京都足立区綾瀬1-14-20
位置 北緯35度45分27.7秒 東経139度49分16.8秒 / 北緯35.757694度 東経139.821333度 / 35.757694; 139.821333座標: 北緯35度45分27.7秒 東経139度49分16.8秒 / 北緯35.757694度 東経139.821333度 / 35.757694; 139.821333
山号 宝珠山
院号 普門院
宗派 真言宗豊山派
本尊 不動明王
創建年 江戸時代初期
開山 賢明法印
開基 根本佐右衛門
札所等 荒川辺八十八ヶ所霊場52番札所、荒綾八十八ヶ所霊場19番札所、関東九十一薬師霊場14番札所
法人番号 8011805000317 ウィキデータを編集
薬師寺 (足立区綾瀬)の位置(東京都区部内)
薬師寺 (足立区綾瀬)
テンプレートを表示

薬師寺(やくしじ)は、東京都足立区にある真言宗豊山派寺院

歴史

[編集]

江戸時代初期、根本佐右衛門の開基である。根本佐右衛門は常陸国那珂郡根本村(現・茨城県常陸大宮市)出身で、子孫が断絶したのを悲しみ、先祖の菩提を弔うため不動明王を背負って諸国行脚をしていた。その後、賢明法印と出会い、この地に寺を創建することになった。これが当寺の由来である。本尊が不動明王であるので「不動院」と名付けられた[1]

ところが、当地周辺には「不動院」と称する寺が複数あること(千住不動院花畑不動院堀之内不動院)から、薬師如来を安置していた小堂を附属させることで「薬師寺」に改称した[1]

なお薬師寺改称に際しては、薬師如来に祈願したことで徳川光圀の眼の痛みを治したことから、光圀からの取り計らいがあったという[1]

交通アクセス

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 『足立区仏教会その歩みと名鑑』足立区仏教会、1989年、157p

参考文献

[編集]
  • 『足立区仏教会その歩みと名鑑』足立区仏教会、1989年

関連項目

[編集]