薬の神じゃない!
薬の神じゃない! | |
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タイトル表記 | |
繁体字 | 我不是藥神 |
簡体字 | 我不是药神 |
拼音 | Wǒ Bú Shì Yào Shén |
英題 | Dying to Survive |
各種情報 | |
監督 | ウェン・ムーイエ(文牧野) |
脚本 |
ウェン・ムーイエ 韓家女 鍾偉 |
製作 |
ニン・ハオ(寧浩) シュー・ジェン |
出演者 |
シュー・ジェン(徐崢) ワン・チュエンジュン(王伝君) ジョウ・イーウェイ(周一囲) タン・ジュオ(譚卓) チャン・ユー(章宇) ヤン・シンミン(楊新鳴) 王硯輝 |
編集 | 朱琳 |
美術 | 李淼 |
製作会社 |
東陽壞猴子影視文化傳播有限公司 北京真樂道文化傳播有限公司 歡喜傳媒 北京京西文化旅遊股份有限公司 北京乾坤星宇文化發展有限公司 北京唐德國際電影文化有限公司 |
配給 |
アリババ・ピクチャーズ 安樂影片 シネメディア |
公開 |
2018年7月5日 2019年1月3日 2020年10月16日 |
上映時間 | 116分 |
製作国 | 中国 |
言語 | 中国語 |
製作費 | 7500万人民元 |
興行収入 | 30.7億人民元 |
『薬の神じゃない!』(くすりのかみじゃない、原題:我不是藥神、英語題:Dying to Survive)は、2018年の中国のコメディドラマ映画。監督はウェン・ムーイエ(文牧野)、出演はシュー・ジェン(徐崢)とワン・チュエンジュン(王伝君)など。
中国で実際に起きた事件をモデルに、金に困って国内で認可されていない白血病治療薬のジェネリック薬を密輸し始めた男が、高額な正規治療薬を買えない患者たちの救い主となっていく姿を、コメディタッチとサスペンスタッチを交えて描いている[1]。
2018年10月の「2018東京・中国映画週間」においては『ニセ薬じゃない!』の邦題で上映された[2]。2020年10月に日本では一般公開。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
上海で、男性向けの回春薬を売る小さな店主チョン・ヨン(程勇)は、店の家賃さえ払えず、妻にも見放され、人生の目標を見失っていた。ある日、「血液のがん」である慢性骨髄性白血病患者リュ・ショウイー(呂受益)が店に訪れる。国内で認可されている治療薬は非常に高価であるため、安価で成分が同じインドのジェネリック薬を購入してほしいという依頼だった。最初は申し出を断ったものの、金に目がくらんだチョンは、ジェネリック薬の密輸・販売に手を染め、より多くの薬を仕入れるため、購入グループを結成する。依頼人のリュを始め、白血病患者が集まるネット上コミュニティの管理人で、自身も白血病の娘を持つポールダンサーのリウ・スーフェイ(劉思慧)、中国語なまりの英語を操るリウ牧師(劉牧師)、力仕事が得意な不良少年のボン・ハオ(彭浩)が加わり、事業はさらに大きく拡大していく。警察に密輸として目をつけられ始め、いったんはグループを解散したチョン・ヨンたちだったが、薬を絶たれた患者たちの悲痛な叫びに決意を固める。患者の負担を軽くするため仕入れ値以下の価格で薬を売り、あえて危険な仕事を続ける[3]。
登場人物
[編集]- チョン・ヨン(程勇)
- 演 - シュー・ジェン(徐崢)
- 回春薬を売る店の店主。
- リュ・ショウイー(呂受益)
- 演 - ワン・チュエンジュン(王伝君)
- 程勇に偽薬密輸を頼んだ慢性骨髄性白血病患者。
- ツァオ・ビン(曹斌)
- 演 - ジョウ・イーウェイ(周一囲)
- 偽薬事件を追う刑事。チョン・ヨンの元妻の弟。
- リウ・スーフェイ(劉思慧)
- 演 - タン・ジュオ(譚卓)
- 白血病の娘を持つポールダンサー。
- ボン・ハオ(彭浩)
- 演 - チャン・ユー(章宇)
- 金髪の不良少年の白血病患者。
- リウ牧師(劉牧師)
- 演 - ヤン・シンミン(楊新鳴)
- 教会の牧師。
受賞
[編集]賞 | 部門 | ノミネート対象 | 結果 |
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第55回金馬奨[4] | 作品賞 | 薬の神じゃない! | ノミネート |
主演男優賞 | 徐崢 | 受賞 | |
新人監督賞 | 文牧野 | 受賞 | |
助演男優賞 | 章宇 | ノミネート | |
脚本賞 | 韓家女、鍾偉、文牧野 | 受賞 | |
衣裳デザイン賞 | 李淼 | ノミネート | |
編集賞 | 朱琳 | ノミネート | |
第14回中国長春国際映画祭 | 最優秀青年助演男優賞 | 王伝君 | 受賞 |
第38回香港電影金像奨 | 最優秀両岸中国語映画賞 | 薬の神じゃない! | 受賞 |
第10回中国映画監督協会賞 | 年度男優賞 | 王伝君 | 受賞 |
第32回中国電影金鶏奨 | 作品賞 | 薬の神じゃない! | ノミネート |
主演男優賞 | 徐崢 | ノミネート | |
助演男優賞 | 王伝君 | ノミネート | |
助演男優賞 | 章宇 | ノミネート | |
監督デビュー作賞 | 文牧野 | 受賞 | |
脚本賞 | 韓家女、鍾偉、文牧野 | 受賞 | |
美術賞 | 李淼 | ノミネート | |
編集賞 | 朱琳 | ノミネート | |
第35回大衆電影百花奨[5] | 脚本賞 | 韓家女、鍾偉、文牧野 | ノミネート |
作品賞 | 薬の神じゃない! | ノミネート | |
助演男優賞 | 王伝君 | ノミネート | |
新人賞 | 文牧野 | ノミネート |
出典
[編集]- ^ “薬の神じゃない!”. WOWOW. 2021年8月8日閲覧。
- ^ “「2018東京・中国映画週間」上映スケジュール”. 日中映画祭実行委員会. 2020年8月2日閲覧。
- ^ “薬の神じゃない!”. テアトルシネマグループ. 2020年7月20日閲覧。
- ^ “第55回金馬奨受賞一覧”. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “第35届大众电影百花奖提名名单” (中国語). 新浪微博. (2020年8月29日)