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薔薇の香り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『薔薇の香り』
フィービ・スノウスタジオ・アルバム
リリース
録音 A&Rレコーディング(ニューヨーク市)
ジャンル ソフトロック
レーベル コロムビア
プロデュース フィル・ラモーン
フィービ・スノウ アルバム 年表
雪模様
(1976年)
薔薇の香り
(1977年)
詞華集
(1978年)
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薔薇の香り』(ばらのかおり、Never Letting Go)は、シンガーソングライターのフィービ・スノウによる、1977年発売の4枚目のアルバム。

評価

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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
オールミュージック3/5stars [1]
Christgau's Record GuideB [2]

オールミュージックの回顧的レビューで、評論家のウィリアム・ルールマンは「……このレコードは、彼女の商業的な成功と、芸術的な達成の両方が低下していることを示している。味のあるスタジオ・ミュージシャンと、フィル・ラモーンのポップ=ジャズのプロデュースは健在で、スノウは注目に値する歌手ではあり続けたが、彼女のスタイルの総体は混乱する程度の刺激しか受けていないように見え始めた」と書いている[1]ロバート・クリストガウはこのアルバムについて「今ではスノウはジャズ・シンガーとしての自信を見せ始めているが、オリジナルは相変わらずカバーの陰で霞んでいる……テンポはいつも反射的で、繰り返しはいつも多すぎる」と書いている[2]

収録曲

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特記あるものを除き、全曲フィービ・スノウによる作詞作曲

  1. 「ラヴ・メイクス・ア・ウーマン」 - "Love Makes a Woman" (カール・デイヴィスユージーン・レコード英語版、ウィリアム・サンダース、ジェラルド・シムス) – 3:21
  2. 「マジェスティ・オブ・ライフ」 - "Majesty of Life" – 3:36
  3. 「ライド・ジ・エレベーター」 - "Ride the Elevator" – 3:55
  4. 何かがうまく英語版」 - "Something So Right"(ポール・サイモン) – 4:02
  5. 「ネヴァー・レッティング・ゴー」 - "Never Letting Go"(スティーヴン・ビショップ英語版) – 3:12
  6. 「ウィ・アー・チルドレン」 - "We're Children" – 3:01
  7. 「ミドル・オブ・ザ・ナイト」 - "The Middle of the Night" – 3:33
  8. 「エレクトラ」 - "Electra" – 3:53
  9. 「ガーンデン・オブ・ジョイ・ブルース」 - "Garden of Joy Blues" (Clifford Hayes) – 4:31

パーソネル

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弦楽器

  • チェロ – ジャネット・ハミルトン、チャールズ・マクラッケン
  • コントラバス – ラス・サヴァコス
  • ヴィオラ – ラマー・アルソップ、エマニュエル・ヴァルディ
  • ヴァイオリン – サンフォード・アレン、ジョイス・フリスラー、ハリー・グリックマン、マーヴィン・モーゲンスターン、トニー・ポスコ、ハーバート・ソーキン、キャロル・ウェッブ

金管楽器

木管楽器

  • バリトン・サクソフォーン – ロン・キューバー
  • クラリネットおよびアルト・フルート – レイ・ベッキンステイン、レオン・コーエン、デイヴ・トファーニ、ジョージ・ヤング
  • バス・フルート – フィル・ボドナー、ハーヴェイ・エストリン、ウォルター・ケイン、ジョージ・マージ
  • Bフラット・クラリネット – エディ・ダニエルズ
  • テナー・サクソフォーン – マイケル・ブレッカー、エディ・ダニエルズ

制作

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脚注

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  1. ^ a b Ruhlmann, William. “Never Letting Go > Review”. Allmusic. April 4, 2019閲覧。
  2. ^ a b Christgau, Robert (1981). “Consumer Guide '70s: S”. Christgau's Record Guide: Rock Albums of the Seventies. Ticknor & Fields. ISBN 089919026X. https://www.robertchristgau.com/get_chap.php?k=S&bk=70 March 12, 2019閲覧。