蔡宗菊
基本情報 | |
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階級 | ミニマム級 |
身長 | 155cm |
リーチ | 155cm |
国籍 | 中国 |
誕生日 | 1991年9月27日(33歳) |
出身地 | 山東省済南市 |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 12 |
勝ち | 11 |
KO勝ち | 1 |
敗け | 1 |
蔡 宗菊(サイ・ソウシュ、英語: Zongju Cai、1991年9月27日 - )は、中華人民共和国のプロボクサーである。山東省済南市出身。第6代IBF女子ミニフライ級王者。
来歴
[編集]元々はレスリングをしていたが、打撃のある格闘技を希望し散打に転向、省のチャンピオンまで昇り詰めた[1]。
その後、ムエタイを経て23歳で昆明にある中国初のプロボクシングジムに入会し、ボクシングに転向[1]。
2014年9月8日、Li Yun Ting戦でプロボクサーデビューし、3-0判定で勝利。
2014年10月18日、初となる海外戦としてラオス・サワンナケートにてMyna Ketsanaと対戦するが、判定でプロ初黒星。
2014年11月30日、初の来日試合として金沢市の石川県産業展示館にて松本みきを1回TKOで降す。
2015年2月22日、グレッツェン・アバニエルとのWBC女子インターナショナルミニフライ級王座決定戦に臨み、3-0判定でプロボクシング初タイトル獲得。
2015年5月8日、Angor Onesongchaigymを3-0判定で退け、WBCインターナショナル王座初防衛に成功。
2015年9月18日、元2階級世界王者安藤麻里を2-0判定で退け、WBCインターナショナル王座2度目の防衛に成功。
2016年2月12日、Debora Rengifoを3-0判定で退け、WBCインターナショナル王座3度目の防衛に成功。
2016年5月25日、元2階級世界王者シリポーン・タウィスクとのノンタイトルを3-0判定で勝利。
2017年1月30日、マカオのコタイ・アリーナにて1位の多田悦子が持つIBF女子世界ミニフライ級王座に挑戦し[2]、2-1(98-92×2、92-98)で王座獲得[3]。
2017年10月28日、マカオでIBF王座初防衛戦としてグレッツェン・アバニエルと再戦し、3-0判定で初防衛成功。
2018年6月9日、Ana Victoria PoloとのIBO女子世界ミニフライ級王座決定戦に臨み、3-0(100-89×2、99-90)で王座獲得。
この試合後に2020年東京オリンピックを目指しアマチュアに転向[1]。2019年にロシアで開催された世界選手権に出場するが、準々決勝で敗退[1]。
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “Meet Cai Zongju, the former boxing world champion shrugging off gender stereotypes in China” (英語). South China Morning Post. (2020年6月26日) 2024年2月4日閲覧。
- ^ “多田悦子が計量一発パス 敵地に乗り込み初防衛戦”. デイリースポーツ. (2017年1月30日)
- ^ “多田悦子マカオで王座陥落 1-2判定負け”. デイリースポーツ. (2017年1月31日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前王者 多田悦子 |
第6代IBF女子ミニフライ級王者 2017年1月30日 - 2018年 (返上) |
空位 次タイトル獲得者 ジョアナ・パストラーナ |