妙宣寺 (佐渡市)
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(蓮華王山阿佛房妙宣寺から転送)
妙宣寺 | |
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所在地 | 新潟県佐渡市阿仏坊29 |
位置 | 北緯37度58分16.9秒 東経138度22分21.0秒 / 北緯37.971361度 東経138.372500度座標: 北緯37度58分16.9秒 東経138度22分21.0秒 / 北緯37.971361度 東経138.372500度 |
山号 | 蓮華王山 |
宗旨 | 日蓮宗 |
寺格 | 本山(由緒寺院) |
本尊 | 釈迦如来 |
正式名 | 蓮華王山阿佛房妙宣寺 |
文化財 | 五重塔、日蓮聖人筆書状 3巻、細字法華経(重要文化財) |
法人番号 | 3110005014287 |
妙宣寺(みょうせんじ)は、新潟県佐渡市阿仏坊にある日蓮宗の寺院。日蓮の弟子阿仏房日得が自宅を寺として開基した日蓮宗佐渡三本山のひとつ。山号は蓮華王山。本尊は釈迦如来。
歴史
[編集]- 言い伝えによれば、1221年(承久3年)の開創と伝えられる。
- 1326年(嘉暦元年)、竹田に移転。
- 1589年(天正17年)、現在地(雑太城跡)に移転。
- 寛文年間に身延、池上、中山の輪番管理となる。
- 1878年(明治11年)、輪番管理から独立する。
- 現住は47世関日道貫首(佐渡市円静寺より晋山)。通師法縁。
文化財
[編集]重要文化財(国指定)
[編集]- 五重塔[1] - 新潟県内に現存する唯一の五重塔で[2]、江戸時代に相川の宮大工茂三右ェ門親子が二代に渡り建立したといわれ、日光東照宮の五重塔を模したとされる。文政10年(1827年)の建塔で、頂上の相輪に鋳工大坂住長谷川久左衛門元文5年(1740年)とあることから、およそ90年かけて建立されたことがわかる。また各層の高欄や浅唐戸がなく資金難のため未完成である。
- 日蓮聖人筆書状[3] 3巻
- 細字法華経(一部)1巻 日野資朝筆、元徳二年(1330年)奥書
その他
[編集]旧末寺
[編集]日蓮宗は1941年(昭和16年)に本末を解体したため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしている。
- 一乗山妙法寺(山形県西置賜郡小国町増岡)
- 長照山久福寺(福島県会津若松市馬場本町)
- 長慶山妙満寺(佐渡市目黒町)
- 目要山法宣寺(佐渡市目黒町)
- 佛住山圓静寺(佐渡市真野新町)
- 法華山妙光寺(佐渡市千種丙)
- 光得山圓行寺(佐渡市相川五郎左衛門町)
その他
[編集]交通アクセス
[編集]国中平野の南縁に立地する。最寄りの路線バスは通常便はやや離れたところを走るが、土休日(冬季を除く)の昼間の便は近くを通る経路で運行される。
周辺
[編集]脚注
[編集]関連資料
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- にいがた観光ナビ:妙宣寺 - 新潟県観光協会
- 佐渡市公式観光情報サイト:妙宣寺