落葉のコンチェルト
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「落葉のコンチェルト」 | |
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アルバート・ハモンド の シングル | |
初出アルバム『The Free Electric Band』 | |
B面 | ピースメーカー |
リリース | |
レーベル | マムズ・レコード(アルバム)、EPIC(シングル) |
作詞・作曲 | アルバート・ハモンド、マイク・ヘイゼルウッド |
チャート最高順位 | |
オリコン33位 | |
「落葉のコンチェルト」(おちばのコンチェルト、原題 For The Peace of All Mankind)は、アルバート・ハモンドが1973年に発表した楽曲。アルバム『The Free Electric Band』に収録。日本でのみシングル発売されロングヒットを記録、『カリフォルニアの青い空』と並ぶ代表曲となった。
解説
[編集]1972年にムーディー・ブルースのアメリカツアー[1]のオープニングアクトを務めた時に出会った女優テリー・ムーア (女優)との恋愛を描いた作品[2]。
詞の内容は「落葉」とは関係がなく、また、人類の平和を訴えるものでもない。
邦題の名付け親はCBSソニーのディレクター高橋裕二。アルバムのタイトル曲などがシングル向きではなかったため「For The Peace of All Mankind(すべての人類の平和のために)」という大げさな原題を発売予定日の季節に合わせて改題した[3]。
邦題についてハモンドは2016年のインタビューで「情景が浮かぶようで感動する」と好意的な見解を示した[4]。
エピソード
[編集]CBSソニーによる曲の販売促進の一環として、北海道から落ち葉を取り寄せ関係者に配った。その際、一部のラジオ局から「ゴミの配布にあたる」として担当者が出入り禁止処分となった[5]。
カバー
[編集]- テリー・シルベスター 1974年 ビルボード・アダルト・コンテンポラリー48位[6]
- ジェリー・ベール 1974年 アルバム『Free As The Wind』収録
- 弘田三枝子 1974年 英語カバー アルバム『イエスタデイ・ワンス・モア』収録
- ヤング101(メインボーカル 塩見大治郎・まきのりゆき) 日本語カバー
- 田中星児(元ヤング101) 日本語カバー
- 鈴木トオル 1994年 日本語カバー アルバム『VOICE』収録
- 太四子 韓国語カバー 2000年 タイトルは『Begin』アルバム『跳躍』収録
- 宗次郎 インストゥルメンタル 2001年 アルバム『世界のうた こころのうた 第一集』収録
- とんぼちゃん 「落葉のコンチェルト」(1976年) 日本語カバー
脚注
[編集]- ^ Tour Information for Moody Blues 1972 TourMOODY BLUES - Kings of Classic Rock
- ^ 'For the Peace of All Mankind' by Albert Hammond月刊朝鮮 2013年11月11日
- ^ 海外の音楽業界事情を引き出しとして持とう 高橋裕二氏インタビューMusicman-NET 2012年9月18日
- ^ アルバート・ハモンド来日直前インタビュー~ヒット曲からJr.までを語る~&外部ワークス特集ビルボード・ジャパン
- ^ “日本のメタル・ゴッド”視点で捉えた日本の洋楽 MetalMasterMetal 2017.8.2
- ^ Terry Sylvester For The Peace Of All Mankind Chart History | Billboard