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菊川 (墨田区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 墨田区 > 菊川
菊川
町丁
菊川駅 A3出入口(2010年5月)
地図北緯35度41分18秒 東経139度48分21秒 / 北緯35.688364度 東経139.805769度 / 35.688364; 139.805769
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京
特別区 墨田区
人口情報2024年(令和6年)4月1日現在[1]
 人口 8,414 人
 世帯数 5,263 世帯
面積[2]
  0.247207878 km²
人口密度 34036.13 人/km²
郵便番号 130-0024[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 足立
ウィキポータル 日本の町・字
東京都の旗 ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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菊川(きくかわ)は、東京都墨田区の地名で、旧本所区に当たる本所地域内である。現行行政地名は菊川一丁目から菊川三丁目。住居表示実施済み区域。

概要

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本所南部エリアにおいて、昭和期に地下鉄が整備された数少ない場所であったため、公共交通の要所として発展していった。

本所区内では、住民にとって馴染み深い本所の名を、「本所菊川」のように冠称する習慣が根強く存在する。

地理

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本所地域の南端に位置し、江東区住吉森下)との区境に当たる。

河川

歴史

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江戸時代初期は本所南横堀と呼ばれた。もと紅葉山御掃除之者の拝領町屋敷があったが、1683年天和3年)青山に代地を与えられて青山六軒町と称し、南横堀は中間・小人に拝領された。1696年元禄9年)町屋となり、菊川町と名付けられた。1764年明和元年)より現在の三丁目に長谷川宣以が居住し、後に遠山景元の下屋敷となった。

菊川町はもと大横川沿いに南北に細長く広がっていたが、1933年(昭和8年)区画整理により西側の徳右衛門町・林町の一部を統合、北部を竪川(現:立川)に譲って菊川一丁目から三丁目に編成され、東西に長い町域となった。1967年(昭和42年)そのまま住居表示を実施して現在に至る。

町名の「菊川」とは、町西方に流れていたという川の名に由来する。

世帯数と人口

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2024年(令和6年)4月1日現在(墨田区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
菊川一丁目 1,181世帯 1,888人
菊川二丁目 1,631世帯 2,481人
菊川三丁目 2,451世帯 4,045人
5,263世帯 8,414人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[5]
5,452
2000年(平成12年)[6]
5,776
2005年(平成17年)[7]
6,526
2010年(平成22年)[8]
6,863
2015年(平成27年)[9]
7,246
2020年(令和2年)[10]
8,069

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[5]
2,291
2000年(平成12年)[6]
2,563
2005年(平成17年)[7]
3,121
2010年(平成22年)[8]
3,513
2015年(平成27年)[9]
3,911
2020年(令和2年)[10]
4,724

学区

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区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年9月時点)[11]

丁目 番地 小学校 中学校
菊川一丁目 全域 墨田区立中和小学校 墨田区立竪川中学校
菊川二丁目 全域
菊川三丁目 全域 墨田区立菊川小学校

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[12]

丁目 事業所数 従業員数
菊川一丁目 106事業所 794人
菊川二丁目 121事業所 981人
菊川三丁目 170事業所 1,850人
397事業所 3,625人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[13]
441
2021年(令和3年)[12]
397

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[13]
3,723
2021年(令和3年)[12]
3,625

施設

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行政
公園
  • 墨田区立中和公園
教育
  • 墨田区立中和小学校

交通

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鉄道
バス
道路

その他

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日本郵便

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警察・消防

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関連項目

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  • 鬼平犯科帳 - 小説では池波正太郎の取材ミスにより、長谷川平蔵の私宅は目白に設定されているが、実際は同町三丁目に長谷川平蔵宅があり、火付盗賊改方の役宅は当地に存在していた。
  • 菊川 (曖昧さ回避)

脚注

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  1. ^ a b 世帯人口現況” (CSV). 墨田区 (2024年4月5日). 2024年4月6日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-2.1)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年4月1日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 菊川の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  6. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  11. ^ 通学区域”. 墨田区 (2022年9月1日). 2024年4月6日閲覧。
  12. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  13. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  14. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。

外部リンク

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