菊地敏之
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菊地 敏之(きくち としゆき、1960年 - )は日本のクライマー。神奈川県横浜市出身。13歳からクライミングを始め、日本のフリークライミングの黎明期から活躍。日本アルパイン・ガイド協会公認ガイドとして、広くクライミングの指導にあたる。愛称は「ガメラ」[1]。兄は宗教史学者の菊地章太。
経歴
[編集]13歳よりクライミングを始め、ベルニナ山岳会、JCC(日本クライミングクラブ)を経て現在フリー。アルパイン、フリーの両面で活躍。フリークライミングでは国内、ヨーロッパ、アメリカなどで多数の5.13ルートを登攀する他、ロングルートやトラディショナルクライミングの分野にも多くの経験を持つ。元クライミングジャーナル編集長、元オペル冒険大賞事務局長。
フェニックス、コズミック・デブリなど5.13クラックのほか、アストロマン(オンサイト)、エルキャピタン・ノーズ(ワンデイアッセント)、谷川岳一ノ倉沢烏帽子奥壁大氷柱初登、瑞牆山十一面岩アレアレア開拓など業績を残している。
著書
[編集]- 「ハイグレード登山技術」 東京新聞出版局
- 「クライマーズ・ボディ」 東京新聞出版局
- 「最新クライミング技術」 東京新聞出版局
- 「最新アルパインクライミング」 東京新聞出版局
- 「我々はいかに石にかじりついてきたか」 東京新聞出版局
- 「ベーシック・フリークライミング」 東京新聞出版局
- 「関東周辺の岩場」 白山書房
- 連載「紀元前のフリークライミング」『ROCKCLIMBING (雑誌)』(2017-)
脚注
[編集]- ^ ジャムセッション三鷹、4月24日(月)に、菊地敏之さんトークショー開催!
外部リンク
[編集]- 菊地敏之 クライミングスクール&ガイド
- PowerNavi(講演『クライマーズ・ボディの造り方』掲載)