荻野徹
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荻野 徹(おぎの とおる、1958年5月27日 - )は、日本の警察官僚。原子力規制庁長官。
人物・経歴
[編集]栃木県出身。1982年東京大学法学部卒業後、警察庁入庁。2002年警視庁第一方面本部長、2007年警察庁長官官房国家公安委員会会務官、2009年熊本県警察本部長、2010年内閣官房内閣総務官室内閣審議官。
2011年内閣官房内閣審議官 (内閣官房原子力安全規制組織等改革準備室副室長) として、原子力規制委員会の組織作りを担った。
茨城県警察本部長、警察庁長官官房審議官兼警察大学校副校長、警察大学校長を務め警察庁退官。
2015年原子力規制庁次長兼原子力安全人材育成センター所長を経て、2019年、原子力規制庁長官に就任[1][2]。2021年4月、柏崎刈羽原子力発電所の所員が中央制御室に不正入室した事件について、原子力規制委員会への報告が遅れたとして委員会から厳重注意を受ける[3]。2022年6月30日、辞職[4]。2023年NPO法人災害時警友活動支援ネットワーク(SuNPoD)理事[5][6]。
脚注
[編集]- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2019年7月11日). “「有事に体が動く組織に」原子力規制庁の荻野新長官が会見”. 産経ニュース. 2019年10月26日閲覧。
- ^ “原子力規制庁長官に荻野氏”. 日本経済新聞 (2019年7月2日). 2019年10月26日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2021年4月14日). “規制庁長官ら厳重注意 柏崎ID不正報告遅れで”. 産経ニュース. 2021年4月14日閲覧。
- ^ “原子力規制委員会人事(7月1日付):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年6月29日閲覧。
- ^ 「検視人員、場所、すべてが不足」 震災教訓に警察OBが支援組織朝日新聞デジタル2023年12月1日
- ^ 代表理事挨拶NPO法人災害時警友活動支援ネットワーク (SuNPoD)
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