荒池公園
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荒池公園 | |
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桜の時期の荒池公園 | |
分類 | 公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯37度23分26秒 東経140度22分31秒 / 北緯37.39056度 東経140.37528度座標: 北緯37度23分26秒 東経140度22分31秒 / 北緯37.39056度 東経140.37528度 |
運営者 | 郡山市 |
設備・遊具 | 花壇、植栽、水飲み、ブランコ、滑り台、鉄棒、モニュメント |
駐車場 | あり(6台) |
アクセス | #所在地・アクセスを参照。 |
荒池公園(あらいけこうえん)は、福島県郡山市にある公園(街区公園[1])。公園面積5,500.0㎡[1]。
概要
[編集]1662年、かんがい用池として築造[2]。公園にある池の荒池の水は当時、農業用水などで周辺で主に利用されていた[3]。
現在は安積疏水の完成や周辺が住宅地となったことから用水としての役割は薄くなったが、現在も池は残っており、周りは公園として整備されている。
歴史
[編集]1615年、現在の酒蓋から荒池にかけての場所にかんがい用の池が築造される。1662年にはこれが二つに分けられ、荒池、及び隣接する酒蓋となったと伝えられる[2]。
1955年10月、郡山うねめまつりの前身である「采女まつり」が公園内で開催され、20艘のもの燈籠船や龍頭を装飾した屋形船が池に浮かべられ、采女や官女、巫女を載せて池を一巡した。この祭りは1962年まで開催された。
2011年の福島第一原子力発電所事故では、放出された放射性物質が公園内に集まり、一時期は空間放射線量が1時間あたりの4.4マイクロシーベルトという高い数値を記録してマスコミにも取り上げられたが、その後の除染により0.2マイクロシーベルト程度まで低下し、一部で行なわれていた立ち入りの制限も解除された[4]。
伝説
[編集]郡山地域の伝説で源義家に滅ぼされたと伝わる虎丸長者が、この池で舟遊びをしたと伝わる[5]。
施設
[編集]園内にはソメイヨシノが多数植えられ、桜の名所として親しまれている[3]他、様々な花を楽しむことができる。また、池の周りには遊歩道が設けられて散策できるようになっている他、以下のような施設がある。
所在地・アクセス
[編集]- 福島県郡山市愛宕町133番地
周辺
[編集]- 文化通り
- 郡山市中央図書館
- 郡山市郡山公会堂
- 郡山市中央公民館・勤労青少年ホーム
- 福島中央テレビ
- 郡山市民文化センター
- ヨークベニマル堤下店
- 郡山療養温泉あさかの湯 - ホテルC&I内、飲泉も可、日帰り入浴対応
- 旧後藤家住宅 - 古民家を利用した料理店 和一席 成庵
- 安積野菓子処 平田屋 荒池公園前店
- 酒蓋公園 - 荒池西公園などを挟んで隣接、約350本の桜
脚注
[編集]- ^ a b “郡山市公共施設等総合管理計画 個別計画(公園編)”. 郡山市 (2018年3月). 2024年6月2日閲覧。
- ^ a b 安藤智重『安積歴史入門』歴史春秋社、2014年、33頁。ISBN 978-4-89757-841-5。
- ^ a b ふくラボ - 荒池農村公園
- ^ “廃棄物と町の復興は…福島・郡山市から中継”. 日テレNEWS24. 日本テレビ. 2018年8月2日閲覧。
- ^ ぐるっと郡山 - 荒池農村公園 【開成・菜根・台新エリア】
- ^ “荒池公園/郡山市”. 郡山市公式ウェブサイト. 郡山市. 2018年8月2日閲覧。