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草津市立市民総合交流センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
  • 草津市立市民総合交流センター
  • (愛称・キラリエ草津)
施設外観(2022年6月)
情報
施工 髙松建設・雄健工業
建築主
事業主体 草津市
管理運営 キラリエ草津運営共同事業体[3]指定管理者
構造形式 鉄骨構造[1]
敷地面積 6,500.48 m² [1]
※商業施設棟を含む
延床面積 14,721.21 m² [1]
※商業施設棟を含む
階数
  • 交流施設棟:6階
  • 商業施設棟:4階 + 屋上
エレベーター数 4基(交流施設棟・商業施設棟ともに2基ずつ[2][4]
駐車台数 164台[2]
竣工 2021年3月1日[1][2]
開館開所
所在地 525-0032
滋賀県草津市大路二丁目1-35
座標 北緯35度1分17.40秒 東経135度57分55.71秒 / 北緯35.0215000度 東経135.9654750度 / 35.0215000; 135.9654750 (
  • 草津市立市民総合交流センター
  • (愛称・キラリエ草津)
)
座標: 北緯35度1分17.40秒 東経135度57分55.71秒 / 北緯35.0215000度 東経135.9654750度 / 35.0215000; 135.9654750 (
  • 草津市立市民総合交流センター
  • (愛称・キラリエ草津)
)
備考
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草津市立市民総合交流センター(くさつしりつしみんそうごうこうりゅうセンター)は、滋賀県草津市大路二丁目にある、市民交流・男女共同参画子育て支援などを目的とした複合施設である。なお、当施設にはキラリエ草津(キラリエくさつ)という愛称が付いている。

当施設の事業手法は30年間の定期借地権PFI方式)であり[5]、民間事業者(髙松建設)が施設を設計・建設し[1]、草津市が公共施設部分を買い取って施設を設置した[5]。当施設には指定管理者制度を導入しており、キラリエ草津運営共同事業体が指定管理者として運営している[3]。なお、当施設は団体登録制度の「キラリエサポーター制度」によって登録された市民団体が事業に参画している[6]

歴史

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かつては「草津市立会館サンサンホール」(以降は「サンサンホール」〈同施設の略称〉と表記)が滋賀県草津警察署の旧庁舎(1969年昭和44年〉10月竣工[注 1][7]2021年令和3年〉9月移転[新聞 2][9])の隣にあった。同ホールは舞台を併設した文化・交流施設であったが、草津市立草津アミカホール(略称・草津アミカホールまたはアミカホール)が1992年(平成4年)5月[10]に開館したため文化施設の機能は同ホールに移転した。その後の「サンサンホール」は交流施設として残存したが、老朽化および草津市立市民総合交流センターの整備に伴い閉鎖した。なお、「サンサンホール」は閉鎖後も廃墟としてそのまま残っている(2022年〈令和4年〉8月時点)。

年表

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かつて当地にあった西友草津店の外観(1998年)

愛称の由来

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「キラリと輝く人々をつなぐエリア」になる願いを込めた造語であり、愛称そのものは一般公募によって決定した[11]。なお、「つなぐ」はフランス語では「リエゾン」と呼ぶため、キラリエは「キラキラ」と「リエゾン」の造語でもある[11]

施設

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交流施設と商業施設は別棟となっているため、分類して解説する。会議室は交流施設の各階(6階は大会議室)に、和室は交流施設の4階に、調理室と更衣室は交流施設の5階にそれぞれ設けているが[4]、102会議室(1階)は軽運動室(用途:バレエなど)として使用している[19]

交流施設

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公民合築棟となっており、草津市が運営する施設や税関の出張所などが入居する。1階にはテナント店舗を併設している。

施設名 備考
6 屋上 室外機置場を兼ねる)
大会議室 (最大270人収容[19]
5 草津市コミュニティ事業団  
草津市立男女共同参画センター(愛称「あい・ふらっと」)  
フリースペース(愛称「協働ひろば」)  
4 草津市社会福祉協議会  
草津栗東医師会  
草津栗東守山野洲歯科医師会  
びわこ薬剤師会  
大阪税関京都税関支所滋賀出張所  
3 草津市立人権センター  
草津市立少年センター(愛称「あすくる草津」)  
草津商工会議所  
2 草津駅前子育て支援拠点施設(愛称「ココクルひろば」)  
1 草津商工会議所 貸会議室  
MERCI CAKE(メルシーケーキ)[20][新聞 11] テナント店舗(業種:洋菓子喫茶店

(施設案内に関する出典:[4]

商業施設

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民間独立棟となっており、スーパーマーケットが入居している。なお、店舗そのものは1階だけであり、2階から上はすべて立体駐車場(自走式)となっている。

施設名 備考
R 駐車場(屋上) 交流施設棟の駐車場を兼ねる)
4 駐車場
3
2
1 フレンドマート草津大路店 交流施設棟に隣接するスーパーマーケット

(店舗に関する出典:[12]

アクセス

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鉄道
バス
自動車

脚注

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注釈

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  1. ^ 旧庁舎は滋賀県立ろうあ学校の跡地に建設された[7]。なお、新校舎(滋賀県立聾話学校)は栗東市川辺(かわづら)に建設され、同地に移転している[8]
  2. ^ この公開生放送は「デリバリーグラフティ」(通称・デリグラ)の第123回目であった[14]。なお、同番組では不定期に出張企画(「デリバリーグラフティ」〈通称・デリグラ〉)を行っている。
  3. ^ 草津駅(東口) → 渋川交差点間(全区間、滋賀県道142号草津停車場線に属する)は一方通行となっているが、まめバスは「渋川口」停留所を経由する路線の設定が無い。なお、滋賀県道142号草津停車場線は渋川交差点 → 国道大路交差点(国道1号との交点)間もそれに属するが、同区間は片側1車線通行となっている。

出典

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本文

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  1. ^ a b c d e f g 多様な利用者への配慮と可変性高い施設計画で誰もが快適に過ごせる施設へ 草津市 市民総合交流センター「キラリエ草津」竣工”. 草津市 市民総合交流センター「キラリエ草津」竣工のお知らせ. 高松建設 (2024年8月10日). 2021年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e キラリエ草津〔駐車場施工実績〕”. 雄勝工業. 2023年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  3. ^ a b 指定管理者の候補者の選定に係る意見について(具申)” (PDF). 草津市 (2023年11月7日). 2024年8月10日閲覧。
  4. ^ a b c 施設案内”. 草津市立市民総合交流センター. 2024年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  5. ^ a b 6 事業運営期間・7 事業手法の概要 ・8 事業の対象となる業務の範囲” (PDF). (仮称)市民総合交流センター整備事業 事業スキームの見直しに伴う事業の実施方針. 草津市. p. 7 (2017年6月). 2024年8月10日閲覧。
  6. ^ 草津市立市民総合交流センター登録団体”. 草津市立市民総合交流センター. 2023年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  7. ^ a b 草津警察署 | 滋賀県”. 滋賀県警. 2024年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。
  8. ^ 聾話学校(庁舎・施設案内)”. 滋賀県. 2024年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。
  9. ^ 現草津警察署用地の取得について(案)” (PDF). 草津市 (2020年11月19日). 2023年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。 “(滋賀県草津警察署旧庁舎の跡地活用に関する資料。合同ビルは「サンサンビル」〈閉鎖時期不明〉を指す)”
  10. ^ 草津市のあゆみ(1975年から1994年)”. 草津市. 2023年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  11. ^ a b c 市民総合交流センターの愛称を「キラリエ草津」に決定”. 草津市 (2020年9月11日). 2024年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  12. ^ a b 4月2日(金)フレンドマート草津大路店新規オープンのお知らせ”. 平和堂. 2023年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  13. ^ あの頃青春グラフィティ(生放送)”. MUSIC BIRD. ミュージックバード. 2024年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。
  14. ^ <デリグラ>4/13は滋賀県草津市から公開生放送!”. MUSIC BIRD. ミュージックバード (2024年4月9日). 2024年8月10日閲覧。
  15. ^ 「あの頃青春グラフィティ」滋賀県草津市より公開生放送”. MUSIC BIRD. 最新情報. ミュージックバード (2024年4月9日). 2024年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。 “(生配信の模様はあの頃青春グラフィティ生配信!2024/04/13 - YouTube(映像配信: MUSIC BIRD for Community FM)を参照)”
  16. ^ a b MUSIC BIRDforコミュニティ【公式】 (2024年4月9日). “今週4/13の #あのグラ は 滋賀県草津市 へ出張”. X(旧Twitter). 2024年8月16日閲覧。
  17. ^ 4月13日 キラリエ草津から「あの頃青春グラフィティ」公開生放送を行いました。”. Rockets785. えふえむ草津 (2024年4月14日). 2024年8月10日閲覧。
  18. ^ a b 市制施行70周年特別収録「あの頃青春グラフィティ」(えふえむ草津)”. 草津市 (2024年4月16日). 2024年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。 “(収録当時の番組表:えふえむ草津番組表(2024.04) - えふえむ草津)”
  19. ^ a b 会議室・大会議室”. 草津市立市民総合交流センター. 2024年8月10日閲覧。
  20. ^ 【草津市】いよいよ2021年5月6日から、『キラリエ草津』がオープン!そして、一階に『MERCI CAKE』というカフェもオープンされています!”. 地域NEWS 号外NET草津・栗東. 本氣(マジ)メディア. 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  21. ^ 交通アクセス”. 草津市立市民総合交流センター. 2024年8月10日閲覧。
  22. ^ 市民総合交流センター(キラリエ草津)へのアクセス方法”. 草津市 (2022年9月1日). 2024年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。 “(施設周辺の簡易マップあり)”
  23. ^ a b 草津市立市民総合交流センター(キラリエ草津)の最寄り駅・バス停・駐車場”. NAVITIME. ナビタイムジャパン. 2024年8月10日閲覧。
  24. ^ a b アクセスマップ”. 草津・栗東医師会. 2024年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  25. ^ 近江鉄道大津営業所バス路線図” (PDF). 近江鉄道グループ (2022年4月1日). 2022年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。

新聞

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  1. ^ a b 「JR草津駅東側、旧西友跡地に複合商業施設」『京都新聞』2006年12月13日。
  2. ^ 草津警察署庁舎が完成 災害時も機能確保 /滋賀」『毎日新聞』2021年9月19日。オリジナルの2021年9月27日時点におけるアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  3. ^ 「市民交流センタ-基本計画策定」『京都新聞』2014年12月17日。
  4. ^ 「整備再検討」『京都新聞』2017年9月9日。
  5. ^ 「芙蓉総合リースへ優先交渉権」『京都新聞』2018年2月22日。
  6. ^ 「鉄骨確保困難遅れ」『京都新聞』2018年7月11日。
  7. ^ 「市民交流センターの愛称「キラリエ草津」に決定」『京都新聞』2020年9月16日。
  8. ^ 滋賀・草津のキラリエ草津に「フレンドマート」オープン」『京都新聞 on BUSINESS』2021年3月29日。オリジナルの2024年8月10日時点におけるアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  9. ^ a b 菱山出「草津市民総合交流センター「キラリエ草津」が完成」『朝日新聞デジタル』2021年4月3日。オリジナルの2024年8月10日時点におけるアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
  10. ^ 「キラリエ草津完成」『京都新聞』2021年3月28日。
  11. ^ guco「キラリエ草津内★MERCI CAKEで絶品スイーツ!」『リビング滋賀』(滋賀リビング新聞社)2022年2月23日。オリジナルの2024年8月10日時点におけるアーカイブ。2024年8月10日閲覧。

外部リンク

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