若宮八幡神社 (佐久市)
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若宮八幡神社 | |
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所在地 | 長野県佐久市大字岩村田1907[1] |
位置 | 北緯36度16分11.37秒 東経138度28分25.21秒 / 北緯36.2698250度 東経138.4736694度座標: 北緯36度16分11.37秒 東経138度28分25.21秒 / 北緯36.2698250度 東経138.4736694度 |
主祭神 | 大雀命、誉田別尊、建御名方命、事代主命、武内宿禰[2] |
社格等 | 旧郷社[3] |
創建 | 建仁2年(1202年)[1][3] |
本殿の様式 | 三間社流造[3] |
別名 | 若宮神社[1] |
例祭 | 8月22日[3] |
地図 |
若宮八幡神社 (わかみやはちまんじんじゃ) は、長野県佐久市岩村田にある神社。若宮神社とも[1]。旧社格は郷社[3]。
祭神
[編集]祭神は大雀命、誉田別尊、建御名方命、事代主命、武内宿禰[2]。
歴史
[編集]- 建仁2年(1202年、鎌倉時代) - 当地を治めていた大井朝光が、鎌倉の鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)より分祀・勧請して創建したという[1][3]。
- 応永5年(1398年、室町時代) - 伝染病(疫病)の流行を鎮めるため、尾張国の津島神社(愛知県津島市)より祇園の神を勧請[4]。
- 応永20年(1413年) - 大石氏より懸額と古鈴が寄進、奉納[1]。
- 元禄4年(1691年、江戸時代) - 現在の本殿を建立[3]。
境内
[編集]- 本殿 - 元禄4年(1691年、江戸時代)建立。総欅材による三間社流造[3]。
- 境内社 - 祇園牛頭天王(岩村田祇園祭の神)を祀る[3]。神輿は佐久市指定有形文化財(岩村田若宮神社祇園社神輿)[5]。『北佐久郡志』(1915年)によると社名を「速進雄社」とし、祭神は速進雄命、多紀理比売命、市杵比売命、天津日子根命、多岐津比売命、天忍穂耳命、天穂日命、熊野久須毘命、菅原道真朝臣で、大井朝光の子孫が応永年間に尾張国の津島神社から移したとある[2]。
- 常夜灯 - 中山道・岩村田宿にあったものを移設[3]。
- 若宮公園 - 社殿の北にある公園。面積3,600平方メートル。春は桜が見事で、巨樹が多く夏も涼やかである[6]。
祭事
[編集]交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f “若宮神社”. 佐久市 (2015年2月2日). 2017年6月17日閲覧。
- ^ a b c d 『北佐久郡志』第四編 町村篇 88ページ。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “郷土探訪 郷社若宮八幡神社(佐久市岩村田)”. 佐久浅間農業協同組合. 2017年6月19日閲覧。
- ^ a b “信州佐久 旅の観光ガイド 岩村田祇園祭”. 長野県佐久市観光協会. 2017年6月19日閲覧。
- ^ “指定文化財一覧”. 佐久市 (2017年6月5日). 2017年6月18日閲覧。
- ^ “若宮公園”. 佐久市 (2015年2月2日). 2017年6月17日閲覧。
- ^ “若宮神社 子ども奉納相撲 豆力士70人が取り組み”. 小諸新聞 (2017年5月1日). 2017年6月17日閲覧。
参考文献
[編集]- 『北佐久郡志』長野県北佐久郡役所、1915年。
関連項目
[編集]- 信濃国 - 佐久郡 - 北佐久郡 - 岩村田町
- 大井氏
- 大井城
- 岩村田藩
- 岩村田祇園祭お船様祭り - 祇園祭 - 祇園信仰 - 津島信仰
- 八幡神 - 八幡宮 - 若宮八幡宮 (曖昧さ回避)
- 若宮八幡神社 (曖昧さ回避)