船通山
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船通山(せんつうざん)は、鳥取県日南町と島根県奥出雲町との県境にある標高1,142mの山である。出雲地方では古来「鳥上山(鳥髪山)」あるいは「鳥上峰(鳥髪峰)」とも呼ばれる。『古事記』によれば船通山の麓へ降ったスサノオは八岐大蛇を退治し、八岐大蛇の尾から得た天叢雲剣を天照大神に献上したという。比婆道後帝釈国定公園の一部。
この山から斐伊川が流れ下る。
山頂では、5月初め頃カタクリの花が開花し、毎年7月28日には天叢雲剣を発見した神話にちなんだ宣揚祭が執り行われる。
6合目あたりに「鳥上の滝」があり、ヤマタノオロチの住処とも言われる[1]。高さ約10m、幅約5mの滝で、斐伊川の源流といわれ、島根名水100選に選ばれている[1]。