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臭化アリル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
臭化アリル
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識別情報
CAS登録番号 106-95-6 チェック
PubChem 7841
ChemSpider 7553 チェック
UNII FXQ8X2F74Z チェック
EC番号 203-446-6
国連/北米番号 1099
RTECS番号 UC7090000
特性
化学式 C3H5Br
モル質量 120.98 g mol−1
外観 透明または淡黄色の液体
匂い 不快臭、刺激臭
密度 1.398 g/cm3
融点

−119 °C

沸点

71 °C

への溶解度 0.38 g/100 g H2O [1]
log POW 1.79[1]
蒸気圧 18.6 kPa
磁化率 −58.6·10−6 cm3·mol−1[1]
屈折率 (nD) 1.4697 (20 °C, 589.2 nm)
粘度 0.471 cP[1]
双極子モーメント ≈1.9 D[1]
危険性
安全データシート(外部リンク) MSDS at Oxford University
GHSピクトグラム 可燃性腐食性物質急性毒性(高毒性)経口・吸飲による有害性水生環境への有害性
GHSシグナルワード 危険(DANGER)
Hフレーズ H225, H301, H314, H330, H331, H340, H350, H400
Pフレーズ P201, P202, P210, P233, P240, P241, P242, P243, P260, P261, P264, P270, P271, P273
NFPA 704
3
3
1
引火点 −2 to −1 °C
発火点 280 °C (536 °F; 553 K)
爆発限界 4.3–7.3 %
関連する物質
関連物質 塩化アリル
ヨウ化アリル
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

臭化アリル(しゅうかアリル、Allyl bromide)は有機ハロゲン化合物の一つ。快い芳香のある粘性の大きい液体で、屈折率は 1.4697 (20 ℃、589 nm) である。臭化アリルは、ポリマー製薬アリル化合物、その他有機化合物のアリル化剤として使われている。

出典

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  1. ^ a b c d e Haynes, William M.; Lide, David R.; Bruno, Thomas J. (2016). CRC handbook of chemistry and physics : a ready-reference book of chemical and physical data. (2016-2017, 97th ed.). Boca Raton, Florida. ISBN 978-1-4987-5428-6. OCLC 930681942. https://www.worldcat.org/oclc/930681942 

関連項目

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