胡唐
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胡 唐(こ とう、1759年 - 1826年)は、中国清朝中期の篆刻家である。新安印派の程邃・巴慰祖・汪肇龍らと「歙四家」と称揚される。
もとの名は長庚。字は詠陶・子西・西甫、号は䏁翁・木雁居士・城東居士。徽州府歙県の人。
略伝
[編集]巴慰祖の外甥。程芝華の『古蝸篆居印述』(1824年)に巴慰祖とともに模刻がある。胡唐はこの印譜に序文を寄せている。また、『還香室印存』に原鈐が確認できる。従兄にあたる巴樹穀・巴樹烜兄弟と切磋琢磨し篆刻の技を磨いた。
趙之謙は巴慰祖と胡唐を絶賛している。
著書
[編集]- 『木雁斎』
出典
[編集]- 沙孟海 『篆刻の歴史と発展』中野遵・北川博邦共訳 東京堂出版、昭和63年、ISBN 4490201443。
- 銭君匋・葉潞淵『篆刻の歴史と鑑賞』高畑常信訳 秋山書店<秋山叢書>、昭和57年。
- 銭君匋共著『印と印人』北川博邦・蓑毛政雄・佐野栄輝共訳 二玄社<藝林叢書>選訳I、1982年。