コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

美乃坂本駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
美濃坂本駅から転送)
美乃坂本駅
駅舎(2024年5月)
みのさかもと
Mino-Sakamoto
CF19 中津川 (6.4 km)
(5.2 km) 恵那 CF17
地図
所在地 岐阜県中津川市千旦林坂本[1]
北緯35度28分45.440秒 東経137度26分58.300秒 / 北緯35.47928889度 東経137.44952778度 / 35.47928889; 137.44952778座標: 北緯35度28分45.440秒 東経137度26分58.300秒 / 北緯35.47928889度 東経137.44952778度 / 35.47928889; 137.44952778
駅番号 CF  18 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 中央本線名古屋地区
キロ程 323.4km(東京起点)
名古屋から73.5 km
電報略号 サモ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,312人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1917年大正6年)11月25日[1][2]
備考 業務委託駅[1](夜間無人駅
JR全線きっぷうりば[1]
テンプレートを表示

美乃坂本駅(みのさかもとえき)は、岐阜県中津川市千旦林坂本にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線である[1]駅番号CF18

運行形態の詳細は「中央線 (名古屋地区)」を参照。

歴史

[編集]

年表

[編集]

駅名の由来

[編集]

開業した当時の地名(恵那郡坂本村)が由来。駅が設置された当時、既に肥薩線(当時は鹿児島本線)に坂本駅が存在していたため、旧国名の美濃を頭に冠した「美濃坂本」となる予定であったが、美濃の「濃」の字が複雑だった事から地元住民たちがしばしば略式として「美乃」の表記を使っており、開業当時の坂本村でも「美乃」が定着していたため、当時の村長や住民の請願により美乃坂本駅となった。

リニア中央新幹線関連

[編集]

リニア中央新幹線の岐阜県内の中間駅の設置候補地として、当駅付近が提示されている(地上駅を予定)[5][6]。また、車両基地も当駅付近に設置される計画である。

岐阜県は2014年(平成26年)2月17日、リニアを観光に活用するため当駅から恵那駅を経て明知鉄道明知線 明智駅まで観光客用の蒸気機関車を走らせる構想を明らかにした。機関車はC12 244を使用する予定である[7][8]

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線を持つ地上駅。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。

JR東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、中津川駅が当駅を管理している。構内南側にある駅舎の内部には、JR全線きっぷうりばなどが置かれている。なお、早朝・昼・深夜は駅員が不在となる。

自動改札機はないが、簡易TOICA改札機が設置されている。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 CF 中央本線 上り 多治見名古屋方面[注釈 1]
2 下り 中津川長野方面[注釈 1]

利用状況

[編集]

「岐阜県統計書」及び「中津川市統計書」によると、当駅の1日平均乗車人員は以下の通り推移している。

年度 1日平均
乗車人員
2000年 1,270
2001年 1,248
2002年 1,249
2003年 1,247
2004年 1,255
2005年 1,253
2006年 1,265
2007年 1,278
2008年 1,277
2009年 1,265
2010年 1,270
2011年 1,304
2012年 1,366
2013年 1,390
2014年 1,350
2015年 1,358
2016年 1,337
2017年 1,316
2018年 1,337

駅周辺

[編集]

駅の南側に小規模ながら市街地が形成されている。リニア中央新幹線の岐阜県での駅設置予定場所となっており、新たな駅前整備が計画されている。

主な施設

[編集]

バス路線

[編集]
  • 北恵那交通バス
    • 「美乃坂本駅前」 - 恵那線 及び 坂本三坂線
    • 駅すぐ前のものは恵那線専用。坂本三坂線専用のものは駅前の通りを30メートルほど行った場所にある。

隣の駅

[編集]
東海旅客鉄道(JR東海)
CF 中央本線
快速・区間快速・普通
中津川駅 (CF19) - 美乃坂本駅 (CF18) - 恵那駅 (CF17)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、22頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、187頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「鉄道院告示第80号」『官報』1917年11月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 5号 中央本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年8月9日、27頁。 
  5. ^ 中央新幹線(東京都・名古屋市間)計画段階環境配慮書 第4章 事業実施想定区域および概略の駅位置の選定” (PDF). 東海旅客鉄道株式会社 (2011年6月7日). 2011年6月8日閲覧。
  6. ^ 坂本地区、新都心化へ 中津川にリニア駅”. 岐阜新聞社 (2011年6月8日). 2011年6月8日閲覧。
  7. ^ リニアからSL乗車 岐阜県、明知鉄道結ぶ構想”. 中日新聞社 (2014年2月18日). 2014年3月3日閲覧。
  8. ^ 「お帰りC12」 明知鉄道に40年ぶりSL”. 岐阜新聞社 (2013年12月3日). 2014年3月3日閲覧。

関連項目

[編集]