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美濃口武雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

美濃口武雄(みのぐち たけお、1937年7月26日 - 2021年8月28日)は、日本経済学史学者。一橋大学名誉教授。

人物・来歴

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東京市中野区美濃口時次郎の長男として生まれる。成蹊中学校・高等学校を経て、1962年一橋大学経済学部卒(中山伊知郎ゼミ)、1967年同大学院博士課程単位取得退学(師は荒憲治郎)、一橋大学経済学部専任講師、1969年オックスフォード大学留学(ブリティッシュ・カウンシル・スカラー)、1971年助教授、1978年教授。2001年定年退任、名誉教授となり、関東学院大学教授[1]富士大学大学院初代研究科長を務めた[2]

指導学生に蜂谷豊彦一橋大学教授[3]池尾愛子早稲田大学教授[4]小峯敦法政大学教授[5]大熊英司テレビ朝日アナウンサーなど[6]

2017年4月29日、瑞宝中綬章受章[7][8]。2021年8月28日、肺炎のため死去[9]。84歳没。死没日をもって正四位に叙される[10]

著書

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  • 『経済学史 近代経済学の生成と発展』有斐閣大学双書, 1979.1
  • 『経済学説史』青林書院新社, 1981.1
  • 『近代経済学入門』中央経済社, 1982.3
  • 『経済学概論 現代の日本経済と経済学』(経済学基礎シリーズ 創成社, 1989.5
  • 『経済学説史 イギリスの経済と経済学の歴史』(経済学基礎シリーズ 創成社, 1990.1
共編

翻訳

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  • A.W.ストーニャー, D.C.ヘイグ 共著『経済学テキストブック』全2巻 (現代社会科学叢書) 春秋社, 1972-77

脚注

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