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續興

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

續興(ゾクうこう)は、西遼の仁宗耶律夷列の治世に使用された元号

使用年代には1151年 - 1163年説と、1142年 - 1154年説とがある。

『遼史』には紹興(しょうこう)と記録されているが、2010年代にロシアの考古学者がキルギスの契丹遺跡で「續興元寳」という漢字が記された硬貨を発見した。考古学的発見により、正しい元号は「續興」であることが証明された。

西暦・干支との対照表

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紹興 元年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年
西暦 1151年 1152年 1153年 1154年 1155年 1156年 1157年 1158年 1159年 1160年
干支 辛未 壬申 癸酉 甲戌 乙亥 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰
紹興 11年 12年 13年
西暦 1161年 1162年 1163年
干支 辛巳 壬午 癸未

出典

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参考文献

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  • 李崇智 『中国歴代年号考 修訂本』(北京:中華書局,2001年1月) ISBN 7101025129 179ページ。
  • 鄧洪波編 『東亜歴史年表』(台北:台湾大学出版中心,2005年3月) ISBN 9860005184 199ページ。
    • いずれも1151年 - 1163年説を採る。汪遠孫『西遼紀年表』(『二十五史補編』第6冊)に基づく。

関連項目

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前の元号
咸清
西遼の元号 次の元号
崇福