緑ヶ丘カンツリークラブ
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緑ヶ丘カンツリークラブ Midorigaoka Country Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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所在地 |
日本 愛知県名古屋市守山区吉根長廻間3241番地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1959年(昭和34年)10月25日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 上田 治 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 松栄商事株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 緑ヶ丘カンツリークラブ |
緑ヶ丘カンツリークラブ(みどりがおかカンツリークラブ)は、 愛知県名古屋市守山区吉根にあるゴルフ場である。
概要
[編集]名古屋市の栄からごく近い立地で、小幡緑地から名古屋テレビ塔が、日本アルプスも望める景勝地である[1]。コース設計者の上田治は、制作意欲が刺激されたとまで言わしめた[1]。
この土地は、名古屋財界の阿部公三郎の私有地であった[1]。元は愛知県の林紡績の所有地であったが、頼られた阿部が個人として購入[1]。住宅開発する構想だったが、守山市(当時、のち守山区)が、人口が増加すると学校を増設する必要があるとして反対したため、ゴルフ場として開発することにしたものである[1]。阿部は、家族連れで楽しむ大衆的なゴルフ場を志向し、パブリック制のゴルフ場として、1959年(昭和34年)11月8日開場した[1]。[注釈 1]1964年(昭和39年)3月、会員制に変更されている[1]。
創業者の阿部は、1897年(明治30年)、愛知県海東郡神守村(津島市神守町)に生まれた[3]。名古屋の木材問屋で丁稚奉公、名古屋野砲第3連隊を経て、1923年(大正12年)に阿部製材所を設立した[3]。日中戦争の軍需により拡大し、名古屋財界において地位を築いた[3]。戦後の1950年(昭和25年)10月30日、松坂屋とトヨタグループの出資で、東洋プライウッド株式会社を設立[3]。会長・豊田利三郎、社長の佐々部晩穂などの名古屋財界が揃う中、副社長の椅子に収まった[3]。
所在地
[編集]〒463-8505:愛知県名古屋市守山区吉根長廻間3241番地
コース情報
[編集]- 開場日 - 1959年(昭和34年)10月25日
- 設計者 - 上田 治[4]
- 面積 - 820,000m2(約24.8万坪)
- コースタイプ - 丘陵コース
- コース - 18ホールズ、パー72、6,809ヤード、コースレート73.4
- フェアウェー - コウライ
- ラフ - ノシバ
- グリーン - 2グリーン、コウライ
- ラウンドスタイル - キャディ付 歩行又は乗用カート
- 練習場 - 22打席 250ヤード
- 休場日 - 毎週月曜日、12月31日、1月1日[5]
クラブ情報
[編集]ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]- 東名高速道路 - 守山PAより約2.5km。
- 名古屋第二環状自動車道 - 小幡ICより約2.5km[8]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会 2013, p. 223.
- ^ 中西弘 2009, p. 54.
- ^ a b c d e ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会 2013, p. 222.
- ^ 中西弘安 2009, p. 55.
- ^ a b “緑ヶ丘カンツリークラブ”. ゴルフホットライン. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “コースガイド”. 緑ヶ丘カンツリークラブ. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “施設案内”. 緑ヶ丘カンツリークラブ. 2021年3月31日閲覧。
- ^ a b “アクセス”. 緑ヶ丘カンツリークラブ. 2021年3月31日閲覧。
関連文献
[編集]- 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「緑ヶ丘カンツリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年3月31日閲覧
- 『中部経済界 地域の活性化を探究する月刊誌』、「ユーモアとサービス 文化志向豊かな経済知識人 緑ヶ丘カンツリークラブ理事長 阿部博氏」、山口勝弘著、名古屋 経済批判社、2009年8月、2021年3月31日閲覧
- ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編 編「個人所有の25万坪に大衆がゴルフを楽しめるようにパブリックコースを建設」『BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』ゴルフダイジェスト社、東京、2013年12月。ISBN 9784772841535。
- 中西弘安『東海のゴルフ史Ⅱ』日本ゴルフ同友会、2009年3月10日。