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紀平英作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

紀平 英作(きひら えいさく、1946年 - )は、日本歴史学者京都大学名誉教授。専門はアメリカ現代史。

経歴

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東京都生まれ。1969年京都大学文学部史学科卒業。1972年同大学院文学研究科修士課程修了、京都大学文学部助手、1976年南山大学外国学部専任講師、1983年京都大学文学部助教授。1993年3月「ニューディール政治秩序の形成過程の研究-20世紀アメリカ合衆国政治社会史研究序説」で京都大学より文学博士の学位を取得。1993年京都大学文学部教授。2001年12月文学研究科長・文学部長(2004年3月まで)。2010年京都大学定年退職、名誉教授帝京大学文学部教授。2017年帝京大学を退職。

著書

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単著

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  • 『ニューディール政治秩序の形成過程の研究――20世紀アメリカ合衆国政治社会史研究序説』(京都大学学術出版会、1993年)
  • 『パクス・アメリカーナへの道――胎動する戦後世界秩序』(山川出版社、1996年)
  • 『歴史としての核時代』(山川出版社、1998年)
  • 『歴史としての「アメリカの世紀」自由・権力・統合』(岩波書店、2010年)
  • 『ニュースクール 二○世紀アメリカのしなやかな反骨者たち』(岩波書店、2017年)
  • 『奴隷制廃止のアメリカ史』(岩波書店、2022年)

共著

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編著

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  • 『アメリカの歴史――「新大陸」の近代と激動の現代』(放送大学 1996年/改訂版2000年)
  • 『世界各国史 (24) アメリカ史』(山川出版社、1999年)
  • 『帝国と市民――苦悩するアメリカ民主政』(山川出版社、2003年)
  • 『ヨーロッパ統合の理念と軌跡』(京都大学学術出版会、2004年)
  • 『グローバル化時代の人文学――対話と寛容の知を求めて(上・下)』(京都大学学術出版会 2007年)
  • 『アメリカ民主主義の過去と現在――歴史からの問い』(ミネルヴァ書房、2008年)

共編著

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  • 今津晃・横山良)『市民的自由の探究――両大戦間のアメリカ』(世界思想社、1985年)
  • 油井大三郎)『シリーズ・アメリカ研究の越境 (5) グローバリゼーションと帝国』(ミネルヴァ書房、2006年)
  • 吉本道雅)『京都と北京――日中を結ぶ知の架橋』(角川学芸出版、2006年)
  • 有賀夏紀・油井大三郎)『アメリカ史研究入門』(山川出版社、2009年)

論文

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