米澤好史
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人物情報 | |
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生誕 |
1961年??月??日 日本・奈良県桜井市 |
出身校 |
京都大学文学部 京都大学大学院文学研究科 |
学問 | |
時代 |
20世紀 21世紀 |
活動地域 | 日本 |
研究分野 |
心理学 臨床発達心理学、発達支援 愛着障害、発達障害、認知心理学 学習支援・思考支援 |
研究機関 | 和歌山大学 |
米澤 好史(よねざわ よしふみ、1961年 - )は、日本の心理学者。和歌山大学教育学部教授[1]。専門は臨床発達心理(攻撃行動・いじめ・不登校への支援、生徒指導)、発達支援(愛着障害・発達障害への支援、子育て支援)、認知心理学・実践教育心理学(学習支援・思考支援)。
略歴
[編集]奈良県桜井市生まれ。東大寺学園中学校・高等学校を経て、
1986年、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。
1988年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退[2]。
1988年和歌山大学教育学部助手、1992年同専任講師、1995年同助教授を経て、2004年から教授。
活動
[編集]子育て・保育所・幼稚園・小学校・学童保育・中学校・高等学校・特別支援学校・専門学校、福祉施設、医療施設等の保育・教育・福祉の現場に出向き、直接、こどもを観察した上で、見立てとその支援の実践、または、指導・支援に関わる助言、アドバイスを行う実践的研究に従事。愛着障害を発達障害と峻別して、愛着の問題を抱えたこどもへの支援、愛着障害への対応、愛着障害への支援、攻撃行動への支援に特色がある。特に、愛着修復は、保育、教育の現場で、「いつでも」「誰にでも」できるの視点から、愛着形成・修復の支援の可能性を訴えている。また、愛着の問題を抱えるこどもへの学習支援、クラスづくり、保護者支援、愛着の問題の視点からのいじめ支援、不登校支援にも力を入れている[3]。
著作
[編集]単著
[編集]- 『愛情の器モデルに基づく愛着修復プログラムによる支援――発達障害・愛着障害 現場で正しくこどもを理解し,こどもに合った支援をする-』(福村出版,2015年)
- 『やさしくわかる!愛着障害-理解を深め、支援の基本を押さえる-』 (ほんの森出版,2018年)
- 『愛着障害・愛着の問題をどう理解し、どう支援するか?-アセスメントと具体的支援のポイント51-』(福村出版,2019年)
- 『事例でわかる!愛着障害―現場で活かせる理論と支援を=』(ほんの森出版,2020年)
編著
[編集]共編著
[編集]共著
[編集]- (吉田敦也、蓮花一己、金川智恵、佐古秀一編著)『行動科学ハンドブック』(福村出版、2002年)
- (Kの会編)『心理学の方法』(ナカニシヤ書店、2002年)
- (大澤力編)『体験・実践・事例に基づく保育内容「環境」』(保育出版社、2008年)
- (日本発達障害連盟編) 「発達障害白書:2019年度版」(明石書店、2018)
論文
[編集]- 学校現場における学校心理学研究の動向と課題-こどもとこどもを取り巻く環境への支援の方向性を探る-(教育心理学年報、2015年)
- 「愛情の器」モデルに基づく愛着修復プログラムによる支援-愛着障害・愛着の問題を抱えるこどもへの支援-(臨床発達心理実践研究、2015年)
- 愛着障害・愛着の問題を抱えるこどもの理解と支援-愛着の問題のアセスメントと「愛情の器」モデルに基づく愛着支援プログラムによる支援-(日本学校心理士会年報,2016年)
- 愛着の問題を抱えるこどもの理解と支援-愛着障害と発達障害の違いと対応-(学校教育相談:ほんの森出版),2016年)
- 愛着障害の実態と対応・支援(指導と評価:日本図書文化協会,2018年)
- 「愛着障害」と発達障害の違い・見分け方と支援のあり方(月刊実践障害児教育:学研教育みらい,2020年)
学会
[編集]- 日本教育カウンセリング学会地方理事
- 日本教育実践学会理事
- 日本教育実践学会教育実践学研究編集委員長
- 日本学校心理士会幹事
- 日本臨床発達心理士会幹事
- 関西心理学会委員
- 和歌山県教育カウンセラー協会会長
- 日本学校心理士会和歌山支部長