米沢市斎場
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米沢市斎場(よねざわしさいじょう)は、山形県米沢市万世町片子にある市営の火葬場である。
概要
[編集]明治、大正時代は、市内の福田町や相生町の河原で薪を使い火葬を行っていた。その後、割出町(現在の金池4丁目にある北村公園南東側[1])に火葬場が建設され稼働を開始。昭和46年に現在地へ新築移転した[2]。
移転当時、市内には「相田仏光堂」と「松田源兵衛堂」の2つの葬儀社があり、両社が3年交代で斎場の管理を行っていた。その後、両社で「合名会社米沢市斎場公社」を設立、さらに指定管理者として2022年3月末まで斎場の管理運営を行った。同年4月より、指定管理者は「米沢市斎場共同企業体(構成団体は「株式会社ナウエル」と「東北警備保障株式会社」の2社)」へ交代している[2][3]。
2020年度に、待合室棟と渡り廊下棟に対して耐震補強・内外装改修工事と、斎場全体の屋根改修工事が行われた[4]。
施設概要
[編集]施設は、主に斎場棟・待合室棟・渡り廊下棟で構成される[5][6][7]。
- 昭和46年11月1日開設
- 開場時間 午前8時30分から午後5時まで
- 使用時間 午前9時から午後5時まで
- 火葬時間 午前9・10・11時、午後1・2・3時(1日6件の受け入れ)
- 休場日 1月1日、1月2日
- 敷地面積 6,997.35㎡
- 斎場棟
- 車寄せ
- 斎場(告別・炉前ホール、祭壇)
- 火葬炉(炉研製 人体炉4基、汚物炉1基 ※人体炉は台車式、前室無し、燃料は全炉で灯油を使用)
- 収骨室
- 作業室、作業員控室、電気・機械室、油庫等
- 待合室棟
- 待合室(3室)、ロビー、テラス、給湯室
- 事務室、授乳・更衣室
- 渡り廊下棟
- 廊下
- トイレ(男子用、女子用、多目的トイレ)
- 駐車場
- 乗用車40台、バス2台
使用料
[編集]ここで言う「市民」とは、斎場使用者が「本市に住所を有する者」および「死亡時において本市に住所を有する者の火葬を行う者」を指す[8]。
- 12歳以上 市民 無料 ・ その他 25,000円
- 12歳未満 市民 無料 ・ その他 19,000円
- 死胎 市民 無料 ・ その他 7,000円
- 胎盤・人体の一部 市民 700円 ・ その他 2,500円
所在地
[編集]- 米沢市万世町片子字向川原5,379番の1[5]
アクセス
[編集]- 自動車
- 路線バス
- 米沢市市民バス万世線で「米沢駅前(西口)」バス停から「万世」バス停下車、東に徒歩約10分(約750メートル)
脚注
[編集]- ^ “解体供養碑.米沢市”. 2023年4月2日閲覧。
- ^ a b “米沢市斎場開設50年で供養祭、これ迄4万5千人荼毘に.米沢日報デジタル”. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “指定管理者制度により管理を行っている施設一覧.米沢市”. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “米沢市斎場、耐震補強等工事で待合室等が利用制限に.米沢日報デジタル”. 2023年4月2日閲覧。
- ^ a b “米沢市斎場.米沢市”. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “米沢市斎場 斎場予約システム.米沢市斎場共同企業体”. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “米沢市斎場の指定管理者の管理運営に関する仕様書” (PDF). 2023年4月2日閲覧。
- ^ “米沢市斎場の設置等に関する条例.米沢市例規集”. 2023年4月2日閲覧。