籠池通
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籠池通(かごいけどおり)は兵庫県神戸市中央区の町名。現行行政地名は籠池通一丁目から籠池通七丁目。郵便番号は651-0053。
地理
[編集]旧・葺合区北東部の住宅地域。東は灘区青谷町、南は中央区野崎通、南西で僅かに熊内町と接し、西は中尾町、北は中島通。東から順に一~七丁目が置かれている。
『角川日本地名大辞典』によれば一丁目にカトリック聖ザベリオ宣教会・キリスト教神戸真教会、二丁目に市立籠池児童館・市立籠池老人いこいの家、四丁目に神戸労災病院、五丁目に小さき花の園幼稚園・灘カトリック教会、七丁目に霊法会本部があるという[1]。
歴史
[編集]籠池は漏水の激しい池の事をいい、旧筒井村の灌漑用水池があった事に因む(葺合懐古三千年史)[1]。
神戸市葺合町の一部から大正5年(1916年)成立した。昭和6年(1931年)から葺合区に属し、昭和55年(1980年)からは葺合区・生田区合併に伴い中央区に属す。
- 天明7年(1787年)の明細帳などに籠池が記される[2]
- 明治43年(1910年)の地籍図に籠池に東・西・上・中などを冠した小字が六つ見える[2](歴史と神戸20)[1]。
- 大正15年(1926年)、葺合町の一部を編入。
- 昭和39年(1964年)、神戸労災病院開院。
- 昭和49年(1974年)、一部が中尾町・中島通一~五丁目となる。
人口統計
[編集]- 平成17年国勢調査(2005年10月1日現在)での世帯数569、人口1,368、うち男性591人、女性777人[3]
- 昭和63年(1988年)の世帯数679・人口1,665[1]。
- 昭和35年(1960年)の世帯数464・人口1,844[1]。
- 大正9年(1920年)の世帯数145・人口578[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1988
- ^ a b 神戸史学会 2007
- ^ “神戸市町別世帯数・年齢別人口(国勢調査)”. 神戸市. 2009年8月24日閲覧。
参考文献
[編集]- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。