筒井大志
つつい たいし 筒井 大志 | |
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生誕 |
1982年10月8日(42歳) 日本・千葉県佐倉市 |
職業 | 漫画家 |
ジャンル | 少年漫画、青年漫画 |
筒井大志 | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2015年 - |
登録者数 | 2.27万人 |
総再生回数 | 47万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2021年12月29日時点。 |
筒井 大志(つつい たいし、1982年10月8日[1] - )は、日本の漫画家。千葉県佐倉市出身。佐倉市立千代田小学校・佐倉市立臼井南中学校卒業[2]・千葉県立幕張総合高等学校出身[3][信頼性要検証]。
父親は元キャピタル・パートナーズ証券株式会社代表取締役兼CEO、(財)日本ベトナム文化交流協会理事長などを務める筒井豊春[4]。弟はブロンソン・ジャパン株式会社代表取締役社長の筒井大海。[要出典]
来歴
[編集]漫画家を志したのは約5歳の頃[2]。2008年9月に漫画家デビュー[2]。『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)2008年11月号より2011年4月号まで『エスプリト』を連載。
2013年に『コミックブレイド』を離れ、約1年間連載を持たず各誌で読切を描き続ける。この頃は連載を持てないことによる不安感・喪失感が強く、精神的に大変な時期であったと後に振り返っている[2]。
『少年ジャンプ+』(集英社)2014年12月1日より2016年9月22日まで、古味直志『ニセコイ』のスピンオフ『マジカルパティシエ小咲ちゃん!!』を連載した[5]。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)2017年10号から2021年3・4合併号まで『ぼくたちは勉強ができない』を連載。これ以降、『少年ジャンプ+』の人気作家が連載終了後に『週刊少年ジャンプ』へ移籍する流れが見られるようになる[6]。同作はアニメ化も発表され、2019年4月より放送された[7]。
人物
[編集]既婚者で子持ち[8]。筒井によると、母親はかつて漫画家になりたかった時期があり、筒井によくその話をしていた。その影響で筒井も漫画家を志すようになり、本格的に漫画家を目指した時も応援してくれたという。一方、父親は漫画家になることに賛成していなかったが、後に単行本が出るたびに勤務先やFacebookで宣伝・応援するようになった[2]。
小学生時代は七井戸公園で高鬼をしたり、えのき公園でバスケットボールをしたり、生谷の水田でカエルやザリガニなどを採ったりして遊んでいた。中学時代は京成臼井駅前の本屋や王子台の文教堂に行き、いつか漫画コーナーに自分の本が並ぶのを想像していた。高校時代にはバンドを組み、ユーカリが丘の島村楽器に毎日のように通っていた。このような佐倉での経験が自身の作品に投影されているという[2]。
小学生のころ、「3×3EYES」が好きだった。主人公八雲役の辻谷耕史は初めてしっかり覚えた声優の名前となった[9]。
中学生時代に、学区内にあったモンキー・パンチ(加藤一彦)の仕事場を訪ねたことがあった[10]。
大学中退後、父親が経営していた、ら・べるびぃ予防医学研究所に勤めていた時期がある[11]。
作品リスト
[編集]漫画作品
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- 凡例
- 〈掲載誌〉WJ:週刊少年ジャンプ、GIGA:ジャンプGIGA、J+:少年ジャンプ+、JX:ジャンプ改、GJ:グランドジャンプ、GJP:グランドジャンプPREMIUM(いずれも集英社)。CB:月刊コミックブレイド(マッグガーデン)。GA:good!アフタヌーン(講談社)。CD:月刊コミック電撃大王、CA:月刊コミックアライブ(KADOKAWA)
作品名 形式 掲載号 備考 エスプリト 連載 CB 2008年11月号 - 2011年4月号 フカシギフィリア 連載 CB 2011年7月号 - 2012年10月号 STEINS;GATE 比翼恋理のスイーツはにー 連載 CB 2011年10月号 - 2012年3月号 原作:5pb.×ニトロプラス STEINS;GATE もっと比翼恋理のスイーツはにー 連載 CB 2012年6月号 - 12月号 STEINS;GATE 比翼恋理のスイーツはにー ふぁいなる 連載 CB 2013年1月号 - 6月号 ちよにスタンバイ! 読切 GJ 2013年2月号 我が家のトラワレ姫 読切 GJP 2013年8月号 ミサイルとプランクトン 読切 CD 2013年11月号 原作:田中ロミオ ソラバコ ターミナル 読切 JX 2014年1月号 - 2月号 ウサミは今日も旅立たない。 読切 GA 39号 CLAIM ALAMODE!-クレーム・アラモード- 読切 CA 2014年4月号 IDOROLL 連載 GJP 第1シリーズ、2014年5月号 - 11月号 ミサイルとプランクトン 連載 CD 2014年8月号 - 2016年5月号 原作:田中ロミオ マジカルパティシエ小咲ちゃん!! 連載 J+ 2014年12月1日 - 2016年9月22日 原作:古味直志
『ニセコイ』スピンオフReプレイボール 読切 GIGA 2016年vol.4 ぼくたちは勉強ができない 連載 WJ 2017年10号 - 2021年3・4合併号 テレビアニメ化 夜雨白露は殺せない 読切 GIGA 2021 AUTUMN[12] 漫画家の猫である。 読切 WJ 2022年24号[13] ワコ・チャコ・ヨーコのふわレシピ 読切 勉タメジャンプ 2023 SPRING[14] ゲーミングPCみたいに光るタコ 読切 J+ 2024年3月6日[15] 原作:オカリ シド・クラフトの最終推理 連載 WJ 2024年51号[16] -
その他
[編集]- 劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ 応援画集 イラスト
- ニセコイ: 第8話 エンドカード
- 『僕の心のヤバイやつ』第6巻特装版小冊子(2022年1月) - イラスト寄稿[17]
関連人物
[編集]- アシスタント
脚注
[編集]- ^ “30歳の誕生日を祝っていただきました!”. 筒井大志のまったりブログ. 筒井大志 (2012年10月9日). 2021年4月8日閲覧。
- ^ a b c d e f “「ぼくたちは勉強ができない」TVアニメ化決定!漫画家 筒井大志さんインタビュー”. Sakulike. 佐倉市 (2018年10月25日). 2021年4月8日閲覧。
- ^ 筒井大志. “基本データ - 概要”. Facebook. 2021年4月9日閲覧。
- ^ “上毛町広報 2016年1月号”. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “「ニセコイ」魔法少女になった小咲描く、筒井大志のスピンオフ”. コミックナタリー. ナターシャ (2014年12月1日). 2021年4月8日閲覧。
- ^ “「少年ジャンプ+」編集長が語る、画期的マンガアプリ誕生の背景 「オリジナルマンガで行くという戦略は間違っていなかった」”. Real Sound|リアルサウンド ブック (2020年2月21日). 2021年4月8日閲覧。
- ^ “「ぼくたちは勉強ができない」TVアニメ化!監督は「ゼロの使い魔」の岩崎良明(コメントあり)”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年8月27日). 2021年4月8日閲覧。
- ^ 『週刊少年ジャンプ』目次コメントより。
- ^ 筒井 大志 [@Taishi_Tsutsui] (2018年10月24日). "小学生の頃、「3×3EYES」が大好きで、人生で初めて声優さんのお名前をしっかり覚えたのが主人公八雲役の辻谷耕史さんでした。 本当にショックです…。あまりに早すぎる…。 心からご冥福をお祈りいたします。 声優の辻谷耕史さん死去 - Y!ニュース news.yahoo.co.jp/pickup/6301025". X(旧Twitter)より2021年4月8日閲覧。
- ^ 筒井 大志 [@Taishi_Tsutsui] (2019年4月17日). "中学生の時、突然訪ねた厚かましいぼくに快くサインをしてくださったこと、漫画家の夢を話すとスタッフさんと共に楽しそうに鼓舞してくださったことが忘れられません。一生の思い出です。 本当に、本当に残念でなりません。モンキーパンチ先生、心からご冥福をお祈りいたします。". X(旧Twitter)より2021年4月8日閲覧。
- ^ “Instagram ら・べるびぃ予防医学研究所”. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “筒井大志が殺し屋の少女と不老不死の男描く読切でジャンプGIGAに登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月21日) 2021年10月21日閲覧。
- ^ “筒井大志が、女性マンガ家とその愛猫描くキュートコメディ読切でジャンプ登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年5月16日) 2022年5月16日閲覧。
- ^ “週刊少年ジャンプが本気で作った学習マンガ雑誌、連載作家にBoichiや古舘春一”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月1日) 2023年4月1日閲覧。
- ^ “筒井大志作画の「ゲーミングPCみたいに光るタコ」公開、World Makerコンテスト大賞作”. コミックナタリー (ナターシャ). (2024年3月6日) 2024年3月6日閲覧。
- ^ “「ぼく勉」の筒井大志、新連載は名探偵のミステリーラブコメ ジャンプで始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2024年11月18日) 2024年11月18日閲覧。
- ^ “「僕ヤバ」6巻特装版に16人のトリビュートイラスト、桜井のりお描き下ろしやQ&Aも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年1月7日) 2022年1月7日閲覧。
- ^ 筒井 大志 [@Taishi_Tsutsui] (2020年6月30日). "ぼく勉開始からずっとアシスタントをしてくださっていた猿乃樹先生の新連載が本日からマガジンポケットにて始まりましたー! 嬉しい!! 本当におめでとう!! よかったら是非読んでみてください! t.co/GDsgRyZit1". X(旧Twitter)より2021年4月8日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/taishi_tsutsui/status/1525027577035112448”. Twitter. 2022年5月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- 筒井大志 (@Taishi_Tsutsui) - X(旧Twitter)