筑紫郡
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郡域
1896年(明治29年)に行政区画として発足した当時の郡域は、下記の区域にあたる[1]。
歴史
- 明治29年(1896年)
- 明治44年(1911年)6月1日 - 住吉村が町制施行して住吉町となる。(3町19村)
- 大正元年(1912年)10月1日(4町17村)
- 大正2年(1913年)10月1日 - 堅粕村が町制施行して堅粕町となる。(5町16村)
- 大正4年(1915年)4月1日 - 豊平村が分割し、一部(豊富・堅粕)が福岡市に、残部(金平)が堅粕町にそれぞれ編入。(5町15村)
- 大正11年(1922年)6月1日 - 住吉町が福岡市に編入。(4町15村)
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正15年(1926年)
- 4月1日 - 八幡村が福岡市に編入。(4町14村)
- 7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和3年(1928年)
- 4月1日 - 堅粕町が福岡市に編入。(3町14村)
- 5月1日 - 千代町が福岡市に編入。(2町14村)
- 昭和8年(1933年)
- 4月1日 - 席田村が福岡市に編入。(2町13村)
- 4月5日 - 三宅村が福岡市に編入。(2町12村)
- 昭和15年(1940年)4月17日 - 那珂村が町制施行して那珂町となる。(3町11村)
- 昭和25年(1950年)10月1日 - 大野村が町制施行して大野町となる。(4町10村)
- 昭和28年(1953年)1月1日 - 春日村が町制施行して春日町となる。(5町9村)
- 昭和29年(1954年)10月1日 - 曰佐村が福岡市に編入。(5町8村)
- 昭和30年(1955年)
- 3月1日(5町3村)
- 太宰府町・水城村が合併して(新生)太宰府町が発足。
- 二日市町・御笠村・筑紫村・山口村・山家村が合併して筑紫野町が発足。
- 4月5日 - 那珂町が福岡市に編入。(4町3村)
- 3月1日(5町3村)
- 昭和31年(1956年)4月1日 - 南畑村・安徳村・岩戸村が合併して那珂川町が発足。(5町)
- 昭和47年(1972年)4月1日(2町)
- 昭和57年(1982年)4月1日 - 太宰府町が市制施行して太宰府市となり、郡より離脱。(1町)
- 平成30年(2018年)10月1日 - 那珂川町が市制施行して那珂川市となり、郡より離脱。同日筑紫郡消滅。日本における平成最後の郡消滅となった。
変遷表
自治体の変遷
明治22年以前 | 旧郡 | 明治29年2月26日 | 明治29年 - 明治45年 | 大正1年 - 大正15年 | 昭和1年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和34年 | 昭和35年 - 昭和64年 | 平成1年 - 現在 | 現在 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
席田郡 | 席田村 | 席田村 | 席田村 | 昭和8年4月1日 福岡市に編入 |
福岡市 | 福岡市 | 福岡市 | 福岡市 | |
福岡市 | 福岡市 | 福岡市 | 福岡市 | ||||||
那珂郡 | 警固村 | 警固村 | 大正1年10月1日 福岡市に編入 | ||||||
住吉村 | 明治44年5月31日 町制 |
大正11年6月1日 福岡市に編入 | |||||||
八幡村 | 八幡村 | 大正15年4月1日 福岡市に編入 | |||||||
豊平村 | 豊平村 | 大正4年4月1日 福岡市に編入 (豊富) | |||||||
大正4年4月1日 堅粕町に編入 (金平) |
昭和3年4月1日 福岡市に編入 | ||||||||
堅粕村 | 堅粕村 | 大正2年10月1日 町制 | |||||||
千代村 | 千代村 | 大正1年10月1日 町制 |
昭和3年5月1日 福岡市に編入 | ||||||
三宅村 | 三宅村 | 三宅村 | 昭和8年4月5日 福岡市に編入 | ||||||
曰佐村 | 曰佐村 | 曰佐村 | 曰佐村 | 昭和29年10月1日 福岡市に編入 | |||||
那珂村 | 那珂村 | 那珂村 | 昭和15年4月17日 町制 |
昭和30年4月5日 福岡市に編入 | |||||
南畑村 | 南畑村 | 南畑村 | 南畑村 | 昭和31年4月1日 那珂川町 |
那珂川町 | 平成30年10月1日 市制 |
那珂川市 | ||
岩戸村 | 岩戸村 | 岩戸村 | 岩戸村 | ||||||
安徳村 | 安徳村 | 安徳村 | 安徳村 | ||||||
春日村 | 春日村 | 春日村 | 春日村 | 昭和28年1月1日 町制 |
昭和47年4月1日 市制 |
春日市 | 春日市 | ||
御笠郡 | 大野村 | 大野村 | 大野村 | 大野村 | 昭和25年10月1日 町制 |
昭和47年4月1日 市制改称 大野城市 |
大野城市 | 大野城市 | |
太宰府町 | 太宰府町 | 太宰府町 | 太宰府町 | 昭和30年3月1日 太宰府町 |
昭和57年4月1日 市制 |
太宰府市 | 太宰府市 | ||
水城村 | 水城村 | 水城村 | 水城村 | ||||||
二日市町 | 二日市町 | 二日市町 | 二日市町 | 昭和30年3月1日 筑紫野町 |
昭和47年4月1日 市制 |
筑紫野市 | 筑紫野市 | ||
山口村 | 山口村 | 山口村 | 山口村 | ||||||
筑紫村 | 筑紫村 | 筑紫村 | 筑紫村 | ||||||
御笠村 | 御笠村 | 御笠村 | 御笠村 | ||||||
山家村 | 山家村 | 山家村 | 山家村 |
行政
- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 1896年(明治29年)4月1日 | |||
猪野鹿次 | 1920年(大正9年)9月 | |||
1926年(大正15年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
- 郡長を務めた主な人物
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 40 福岡県、角川書店、1988年2月1日。ISBN 4040014006。
関連項目
先代 御笠郡・那珂郡・席田郡 |
行政区の変遷 1896年 - 2018年 |
次代 (消滅) |