笹畝坑道
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吉岡銅山 笹畝坑道(よしおかどうざん ささうねこうどう)は岡山県高梁市にある吉岡鉱山(吹屋鉱山)の観光用の坑道。
概要
[編集]江戸時代は日本6大銅山の一つに数えられベンガラの産地として繁栄した吉岡鉱山の構成要素であった銅山の坑道と採掘現場の遺構である。
807年(大同2年)の発見と伝える歴史ある銅山の町「吹屋」が1977年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されたのを受けて、吉岡鉱山の保全のための事業として1978年より、銅山坑口の一つで1972年の閉山まで黄銅鉱・磁硫鉄鉱を産出していた笹畝坑道の整備が開始され、1979年11月に一般公開された。アップダウンが多く変化にとんだ坑道の整備部分延長は320メートルに及ぶ。見学者はヘルメット装着の上、徒歩で坑道内を移動する。坑道の一部は、アルコール飲料の長期熟成に使用されている。地下で吉岡鉱山の本坑であった坂本抗と繋がっている。
所在地
[編集]岡山県高梁市成羽町吹屋1987