第721飛行隊 (デンマーク空軍)
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第721飛行隊 Eskadrille 721 | |
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創設 | 1951年2月8日 |
所属政体 | デンマーク |
所属組織 | デンマーク空軍 |
兵種/任務 | 航空輸送 |
所在地 | 北ユラン地域オールボー空軍基地 |
通称号/略称 | ESK 721 |
標語 | Fortis、Firmus Undique |
上級単位 | オールボー輸送航空団 |
第721飛行隊(だい721ひこうたい、丁: Eskadrille 721)は、デンマーク空軍オールボー輸送航空団隷下の輸送機部隊。オールボー空軍基地に所在し、輸送機にC-130J-30、多用途機にCL-600-2B16を運用する。また、グリーンランドのカンゲルルススアーク空港に分遣隊を派遣している[1]。
概要
[編集]第721飛行隊の前身は、1926年10月21日に編成されたデンマーク海軍航空隊第1航空隊で、海洋哨戒や捜索救難を主任務とした。第二次世界大戦中のナチスドイツのデンマーク占領によって行動不能となり、デンマーク国内での抵抗運動に対応した1943年のドイツ国防軍によるサファリ作戦で第1航空隊も武装解除された。第二次世界大戦後にデンマーク軍の再建が行われ、1950年に海軍航空隊と陸軍航空隊を統合したデンマーク空軍が誕生、1951年に第721飛行隊が編成された。 第721飛行隊は、ユトランド半島北部のオールボー空軍基地に所在し、C-130J-30はデンマーク国内外における戦術輸送任務、CL-600-2B16は要人輸送任務のほか、北極圏における捜索救難、漁業監視等の任務に従事している[2]。
歴代運用機
[編集]- 哨戒機
- 輸送機
- 多用途機
- ガルフストリーム III(1982年 - 2004年)[3]
- CL-600-2B16(1998年 - )[3]