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第312歩兵師団 (ベトナム陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第312歩兵師団
創設 1950年12月27日
所属政体  ベトナム
所属組織 ベトナム人民軍
部隊編制単位 師団
兵科 歩兵
兵種/任務 歩兵
愛称 戦勝師団
戦歴 第一次インドシナ戦争
ベトナム戦争
中越国境紛争
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第312歩兵師団Sư đoàn 312 bộ binh)は、ベトナム人民軍陸軍)の師団の1つ。第308師団に次ぎ、実戦経験豊富な部隊である。

歴史

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  • 1950年11月初め - 辺境戦役終結後、第308師団第11、第16大隊と越北地区、第10戦区等の主力部隊を抽出し、第209連隊を基盤として、第312師団の編成開始
  • 1950年12月 - 陳興道戦役に参加。27日、フランス軍第3機動連隊の阻止し、1個大隊を撃滅した。この日は、師団の創設記念日とされている。初代師団長レ・チョン・タン(黎仲迅)、政治委員チャン・ドーベトナム語版(陳度)。

第一次インドシナ戦争時、西北地区で戦略機動任務を担当した。

ベトナム戦争時、チティエン軍区の指揮下に入り、南方の戦略機動任務を担当し、クアンチトゥアティエン一帯で作戦を行った。その後、ラオスジャール平原と菠夢芬高原で3年間活動した。

  • 1971年 - 帰国後、第308師団と協同でクアンチ戦役に参加。
  • 1973年 - 北ベトナムに戻る。
  • 1974年10月24日 - 新編の第1軍に編入
  • 1975年3月 - 1,700kmを南下し、ホーチミン戦役に参加。南ベトナム軍第5師団を撃滅し、土龍木省の大部分を解放し、南ベトナム軍総参謀部に突入した。終戦後、北部に戻り、バクタイ省普安県に駐屯した。
  • 1982年 - ヴィンフック省多福県に駐屯
  • 1984年4月 - ハザン地区(中国名:老山、那拉)に転戦し、第2軍区の指揮下に入った(中越国境紛争)。
  • 1988年3月末 - 第325師団と交代し、原駐屯地に復帰

編制

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師団自体及び所属5個単位と隊員3名が人民武装力量英雄vi:Anh hùng lực lượng vũ trang nhân dân)称号を獲得した。

  • 第141歩兵連隊 (Trung đoàn 141 bộ binh)
  • 第165歩兵連隊 (Trung đoàn 165 bộ binh)
  • 第209歩兵連隊 (Trung đoàn 209 bộ binh)
  • ?砲兵連隊

歴代師団長

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