第2期九段戦
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第2期 九段戦 | |
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開催期間 | 1950年 - 1951年7月22日 |
前九段 | 大山康晴(初) |
第2期九段 | 大山康晴(2期目) |
九段戦 < 第1期第3期 > |
第2期九段戦(だい2きくだんせん)は、1951年度の九段戦である。第2期九段戦は、第4回全日本選手権戦の一環として開催された[注 1]。
概要
[編集]第2期九段戦は、前期と同様にB級以上の全棋士参加で開催された[3]。
本戦トーナメントは、第5期順位戦時点のA級棋士[注 2]10名と、予選を勝ち抜いた原田泰夫八段、梶一郎八段、北楯修哉八段、松下力七段、金高清吉七段、佐瀬勇次七段の6名を加えた16名で行われた[4]。その結果、南口繁一八段が勝ち上がり大山康晴九段への挑戦権を獲得した[3]。
九段戦五番勝負は、大山康晴九段に南口繁一八段が挑戦し、その成績を大山九段が南口八段に3勝0敗として九段を防衛した[3][5]。大山九段の九段獲得は2期目となった。
名人九段五番勝負は、木村義雄名人と大山康晴九段によって行われ、五番勝負の成績を大山九段が木村名人に3勝2敗とした[3]。
名人九段五番勝負
[編集]対局者 | 第1局 | 第2局 | 第3局 | 第4局 | 第5局 | |
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木村義雄 名人 | ● | ○ | ● | ○ | ● | |
大山康晴 九段 | ○ | ● | ○ | ● | ○ | 全日本選手権者獲得 |
九段戦五番勝負
[編集]対局者 | 第1局 | 第2局 | 第3局 | |
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1951年 6月24日・25日 |
1951年 6月29日・30日 |
1951年 7月21日・22日 | ||
大山康晴 九段 | ○ | ○ | ○ | 九段防衛 |
南口繁一 八段 | ● | ● | ● |
本戦
[編集]- 本戦からのシード:10名
- 升田幸三 八段、丸田祐三 八段、塚田正夫 前名人、高島一岐代 八段、五十嵐豊一 八段、大野源一 八段、高柳敏夫 八段、板谷四郎 八段、南口繁一 八段、坂口允彦 八段
- 予選からの進出者:6名(名前の左に★を表記)
1回戦 | 2回戦 | 準決勝 | 挑戦者決定戦 | |||||||||||||||||||||
丸田祐三 八段 | ○ | |||||||||||||||||||||||
丸田 | ○ | |||||||||||||||||||||||
★ | 佐瀬勇次 七段 | ● | ||||||||||||||||||||||
丸田 | ● | |||||||||||||||||||||||
★ | 原田泰夫 八段 | ○ | ||||||||||||||||||||||
原田 | ● | 九段戦五番勝負進出 | ||||||||||||||||||||||
★ | 北楯修哉 八段 | ● | ||||||||||||||||||||||
南口繁一 八段 | ○ | |||||||||||||||||||||||
五十嵐豊一 八段 | ● | |||||||||||||||||||||||
梶 | ● | |||||||||||||||||||||||
★ | 梶一郎 八段 | ○ | ||||||||||||||||||||||
南口 | ○ | |||||||||||||||||||||||
南口繁一 八段 | ○ | |||||||||||||||||||||||
南口 | ○ | |||||||||||||||||||||||
高島一岐代 八段 | ● | |||||||||||||||||||||||
塚田正夫 前名人 | ○ | |||||||||||||||||||||||
塚田 | ○ | |||||||||||||||||||||||
★ | 松下力 七段 | ● | ||||||||||||||||||||||
塚田 | ● | |||||||||||||||||||||||
坂口允彦 八段 | ● | |||||||||||||||||||||||
大野 | ● | |||||||||||||||||||||||
大野源一 八段 | ○ | |||||||||||||||||||||||
金高清吉 七段 | ● | |||||||||||||||||||||||
★ | 金高清吉 七段 | ○ | ||||||||||||||||||||||
金高 | ○ | |||||||||||||||||||||||
板谷四郎 八段 | ● | |||||||||||||||||||||||
金高 | ○ | |||||||||||||||||||||||
高柳敏夫 八段 | ● | |||||||||||||||||||||||
升田 | ● | |||||||||||||||||||||||
升田幸三 八段 | ○ | |||||||||||||||||||||||
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 山本武雄『将棋百年』時事通信社、1966年。ASIN B000JA9I5Y。