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第17方面軍 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第17方面軍
創設 1945年昭和20年)1月22日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国の旗 大日本帝国
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 方面軍
所在地 朝鮮半島
通称号/略称
最終上級単位 関東軍
担当地域 朝鮮
最終位置 京城
戦歴 第二次世界大戦
(ソ連対日参戦)
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第17方面軍(だいじゅうななほうめんぐん)は、大日本帝国陸軍方面軍の一つ。

沿革

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1945年昭和20年)2月6日朝鮮軍の廃止に伴い創設され、朝鮮方面の守備を主に行った。第17方面軍の司令官参謀長及び参謀副長は朝鮮軍管区の司令官・参謀長及び参謀副長を兼ねた。

8月9日、ソ連が対日参戦すると、指揮系統が天皇直隷から関東軍隷下に編入され、終戦を迎えた。

第17方面軍概要

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  • 通称号:築
  • 編成時期:1945年1月22日
  • 最終位置:朝鮮・京城
  • 上級部隊:関東軍

第17方面軍の人事

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歴代司令官

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歴代参謀長

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歴代参謀副長

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最終司令部構成

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  • 司令官:上月良夫中将
  • 参謀長:井原潤次郎中将  
  • 参謀副長:菅井斌麿少将    
  • 高級参謀:杉田一次大佐    
  • 高級参謀:吉川猛大佐 
  • 高級参謀:神崎長大佐    
  • 高級副官:田中義一中佐
  • 兵器部長:丸山八束少将
  • 経理部長:松本健一主計少将  
  • 軍医部長:進藤升軍医中将  
  • 獣医部長:吉谷茂獣医大佐  
  • 法務部長:高塚憲太郎法務大佐  

最終所属部隊

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  • 第120師団
  • 第150師団
  • 第160師団
  • 第320師団
  • 独立混成第127旅団坂井武少将[1]
  • 釜山要塞司令部:石川琢磨少将
    • 釜山要塞重砲兵連隊:樋口又七大佐 
  • 麗水要塞司令部:宮永蓋世大佐
    • 麗水要塞重砲兵連隊:斎藤竹雄中佐
  • 第12工兵隊司令部:野口勝之助大佐 
    • 独立工兵第125大隊      
    • 独立工兵第128大隊      
    • 独立工兵第129大隊      
    • 独立工兵第130大隊      
    • 独立工兵第131大隊  
  • 第12野戦輸送司令部:谷口呉朗少将 
    • 独立自動車第65大隊:土永熊次郎少佐    
    • 独立自動車第70大隊:加賀啓己大尉    
    • 独立自動車第82大隊:小畑正治少佐
  • 独立混成第39連隊:田内一郎大佐 
  • 独立混成第40連隊:小畠武文大佐 
  • 戦車第12連隊:森沢乕亀大佐(最終位置:京畿道広州)
砲兵部隊 
  • 独立野砲兵第10連隊:加藤義雄中佐
  • 迫撃砲第30大隊:小林忠夫大尉  
  • 迫撃砲第31大隊:中島弘大尉
防空部隊 
  • 高射砲第151連隊 長岐準吉大佐 
  • 高射砲第152連隊 杉野庭義大佐    
  • 独立高射砲第42大隊:乾奎三中佐(最終位置:平壌)
  • 独立高射砲第46大隊:井出耕太郎大尉
通信部隊 
  • 電信第4連隊:日戸英雄少佐    
  • 第5通信隊:井上安三大佐
兵站部隊   
  • 第46兵站地区隊      
  • 第62兵站地区隊      
  • 第10野戦勤務隊      
  • 第36野戦勤務隊      
  • 第37野戦勤務隊      
  • 第71兵站病院:中野三郎軍医少佐    
  • 第16軍馬防疫廠:戸塚六之助獣医大尉
  • 第41警備大隊

脚注

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  1. ^ 福川 2001, 328頁.

参考文献

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  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 

関連項目

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