コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

松本健一 (陸軍軍人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松本 健一
生誕 1897年2月15日
日本の旗 日本 長崎県
死没 (1957-01-08) 1957年1月8日(59歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1918年 - 1945年
最終階級 陸軍主計少将
テンプレートを表示

松本 健一(まつもと けんいち、1897年明治30年)2月15日[1] - 1957年昭和32年)1月8日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍主計少将。功四級[2]

経歴

[編集]

1897年(明治30年)に長崎県で生まれた[1]陸軍経理学校第12期主計候補生として1918年(大正7年)5月20日に卒業した[3]1934年(昭和9年)4月から1936年(昭和12年)3月まで東京帝国大学経済学部で陸軍派遣員外学生として聴講し[4]、大学院にも進んだ[4]1939年(昭和14年)8月に北支那方面軍参謀部附となり日中戦争に出動した[1][2]1940年(昭和15年)8月1日陸軍主計大佐進級と同時に関東軍司令部附となった[2]1941年(昭和16年)11月に陸軍経理学校附となり[2]1943年(昭和18年)2月に大阪陸軍糧秣支廠長に就任した[2]

1944年(昭和19年)6月15日朝鮮軍経理部長に就任し[1]、8月1日に陸軍主計少将に進級した[2]1945年(昭和20年)1月29日朝鮮軍管区経理部長兼第17方面軍経理部長(関東軍)に就任し[1][5]、終戦時は京城に位置した[6]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[7]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f 福川 2001, 684頁.
  2. ^ a b c d e f 外山 1981, 525頁.
  3. ^ 柴田・中村 1981, 637頁.
  4. ^ a b 秦 2005, 636頁.
  5. ^ 第22号 昭和20年1月30日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120932500 
  6. ^ 柴田・中村 1981, 599頁.
  7. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」84頁。

参考文献

[編集]
  • 秦郁彦 編『日本陸海軍総合事典 第2版』東京大学出版会、2005年。ISBN 4130301357 
  • 柴田隆一・中村賢治 著『陸軍経理部』芙蓉書房出版、1981年。 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026