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第10回日本アイスホッケーリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第10回日本アイスホッケーリーグ(だい10かいにほんアイスホッケーリーグ)は1975年10月26日から1975年12月8日まで開催された。

6チームが3試合ずつ総当たりで対戦、13勝2敗で西武鉄道アイスホッケー部が3年ぶり4度目の優勝を果たした。MVPには24得点、10アシストをあげた国土計画の若林仁が、新人王に十条製紙アイスホッケー部木谷克久が選ばれた[1]

第1次リーグは10月26日から11月2日まで東京で、第2次リーグは11月4日から11月23日まで日光、釧路、苫小牧、札幌、東京で第3次リーグは11月29日から12月8日まで釧路、苫小牧で行われた[2]

この年からソ連代表の往年のスターであるヴャチェスラフ・スタルシノフが王子製紙で選手兼任コーチとしてプレーした[3]。このことは、野球後進国で王貞治がプレーするようなものと報じられた[4]

チーム成績

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チーム 試合数 得点 失点 勝ち点
1. 西武鉄道アイスホッケー部 15 13 2 0 99 27 26
2. 王子製紙アイスホッケー部 15 12 3 0 108 35 24
3. 国土計画 15 10 4 1 85 43 21
4. 岩倉組アイスホッケー部 15 4 9 2 66 78 10
5. 十条製紙アイスホッケー部 15 3 12 0 34 106 6
6. 古河電工アイスホッケー部 15 1 13 1 30 133 3

個人成績

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得点

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選手名 所属 得点
1. 東毅 王子 24
2. 若林仁 国土 24
3. 若林修 西武 22
4. ヴャチェスラフ・スタルシノフ 王子 20
5. 京谷佳明 王子 13
5. 桜井秀男 岩倉 13
7. 垣原功 西武 12
7. 榛澤務 西武 12
7. 星野好男 国土 12
7. 三沢悟 西武 11
7. 岩本宏二 西武 11
10. 本間貞樹 王子 11

アシスト

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選手名 所属 アシスト
1. 山内修二 国土 24
1. 星野好男 国土 24
3. ダグ・ブキャナン 西武 15
3. 引木孝夫 王子 15
5. ヴャチェスラフ・スタルシノフ 王子 12
5. 榛澤務 西武 11
7. 若林仁 国土 10
8. 岩本宏二 西武 9
8. 三沢悟 西武 9
8. 浦辺秀夫 王子 7

オールスター

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ゴールテンダー 三沢実 (西武)
ディフェンス J・マッケンジー (西武) 堀寛 (西武)
フォワード 若林修 (西武) 榛澤務 (西武) 引木孝夫 (王子)

脚注

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  1. ^ The 10th Standings”. 日本アイスホッケー連盟. 2019年1月1日閲覧。
  2. ^ 第10回 日本アイスホッケーリーグ 結成10周年記念 大会プログラム
  3. ^ 『第36回日本アイスホッケーリーグ観戦ガイド』225頁 日本アイスホッケー連盟 2001年
  4. ^ 『第36回日本アイスホッケーリーグ観戦ガイド』34頁 日本アイスホッケー連盟 2001年