第二十九号型水雷艇
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第二十九号型水雷艇 | |
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艦級概観 | |
艦種 | 水雷艇 |
艦名 | 番号 |
前級 | 第二十二号型水雷艇 |
次級 | 隼型水雷艇 |
白鷹 | |
要目(竣工時) | |
排水量 | 常備:89トン |
全長 | 垂線間長:37.00m (121ft 4in) |
全幅 | 4.19m (13ft 9in) |
吃水 | 1.22m (4ft 0in) |
機関 | ノルマン式缶2基 直立式3気筒3段膨張レシプロ1基 1軸、2,000馬力 |
速力 | 26ノット |
航続距離 | |
燃料 | 石炭:11.7トン(満載) |
乗員 | |
兵装 (1894年) |
5.7cm山内式単装軽速射砲1基[1] 36cm魚雷発射管 旋回式2門、固定式1門 |
同型艦 | 2隻 |
第二十九号型水雷艇(だいにじゅうきゅうごうがたすいらいてい、旧字体:第二十九號型水雷艇)は、日本海軍の二等水雷艇。同型艇2隻。
概要
[編集]1896年(明治29年)度の計画によりフランスのノルマン社で建造された「ノルマン型」水雷艇。建造時はそれぞれ「一号80トン水雷艇」「二号80トン水雷艇」と仮称した。フランス海軍水雷艇第201号型の派生型で出力2,000馬力、速力26ノットに達した。
竣工後は横須賀水雷団に所属、日露戦争では津軽海峡の警備に従事し、第30号が密航船2隻を拿捕している。
同型艦
[編集]2隻ともフランス・ノルマン社で建造され、呉造船廠で組み立てられた。
- 艇長
- 油谷堅蔵 大尉:1906年12月20日 - 1907年4月12日[2]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 中川努「日本海軍特務艦船史」『世界の艦船 増刊第47集』海人社、1997年3月号増刊、第522集。
- 福井静夫『福井静夫著作集第5巻 日本駆逐艦物語』光人社、1993年。ISBN 4-7698-0611-6
- 堀元美『駆逐艦 その技術的回顧』原書房、1969年。ISBN 4-562-01873-9
- 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第10巻、第一法規出版、1995年。