第1次ブレア内閣
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(第一次ブレア内閣から転送)
第1次ブレア内閣 | |
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1997年–2001年 | |
ブレア(1997年) | |
成立年月日 | 1997年5月2日 |
終了年月日 | 2001年6月8日 |
組織 | |
君主 | 女王エリザベス2世 |
首相 | トニー・ブレア |
副首相 | ジョン・プレスコット |
与党 | 労働党 |
議会における地位 | 多数派政権 |
影の内閣 | |
野党 | 保守党 |
野党党首 | |
詳細 | |
成立直前の選挙 | 1997年イギリス総選挙 |
終了直前の選挙 | 2001年イギリス総選挙 |
議会任期 | 第52議会 |
成立させた予算 | |
前内閣 | 第2次メージャー内閣 |
次内閣 | 第2次ブレア内閣 |
第1次ブレア内閣(だいいちじブレアないかく、英: First Blair ministry)は、トニー・ブレアを首相として1997年5月2日から2001年6月8日まで続いたイギリスの内閣である。労働党が18年間の野党時代を経て1997年の総選挙で保守党に大差をつけて勝利し、ブレアが44歳の若さで首相に就任した(20世紀で最年少)。
ブレア政権は、経済回復と失業率低下を継続させ、1960年代と1970年代の問題を抱えた労働党政権(ウィルソン政権とキャラハン政権)の記憶を払拭した。
しかし、2001年9月に燃料価格高騰に対する抗議運動がイギリス全土に広がり、保守党党首ウィリアム・ヘイグはこの機会を利用し労働党政権下でとれほど燃料価格が高騰しているかを有権者に訴え、世論調査で保守党の支持率がわずかにリードしたものの、燃料不足と抗議運動が終わると再び労働党がリードした。2001年5月3日に総選挙が行われる予定であったが、口蹄疫問題により6月7日に延期された。
内閣
[編集]役職 | 閣僚 | 在任期間 |
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閣内大臣 | ||
首相 第一大蔵卿 国家公務員担当大臣 |
トニー・ブレア | 1997–2007 |
副首相 | ジョン・プレスコット | 1997–2007 |
環境・運輸および地域担当大臣 | 1997–2001 | |
財務大臣 第二大蔵卿 |
ゴードン・ブラウン | 1997–2007 |
大法官 | レアグのアーヴァイン男爵 | 1997–2003 |
庶民院議長 枢密院議長 |
アン・タイラー | 1997–1998 |
マーガレット・ベケット | 1998–2001 | |
貴族院議長 王璽尚書 |
リチャード男爵 | 1997–1998 |
パディントンのジェイ女男爵 | 1998–2001 | |
財務省主席担当官 | アリスター・ダーリング | 1997–1998 |
スティーヴン・バイヤーズ | 1998 | |
アラン・ミルバーン | 1998–1999 | |
アンドリュー・スミス | 1999–2002 | |
内閣府大臣 ランカスター公領大臣 |
デイヴィッド・クラーク | 1997–1998 |
ジャック・カニンガム | 1998–1999 | |
モー・モーラム | 1999–2001 | |
外務・英連邦・開発大臣 | ロビン・クック | 1997–2001 |
内務大臣 | ジャック・ストロー | 1997–2001 |
農業・漁業・食料大臣 | ジャック・カニンガム | 1997–1998 |
ニック・ブラウン | 1998–2001 | |
保健大臣 | フランク・ドブソン | 1997–1999 |
アラン・ミルバーン | 1999–2003 | |
国防大臣 | ジョージ・ロバートソン | 1997–1999 |
ジェフ・フーン | 1999–2005 | |
社会保障大臣 | ハリエット・ハーマン | 1997–1998 |
アリスター・ダーリング | 1998–2001 | |
教育大臣 | デイヴィッド・ブランケット | 1997–2001 |
貿易・産業大臣 商務院総裁 |
マーガレット・ベケット | 1997–1998 |
ピーター・マンデルソン | 1998 | |
スティーヴン・バイヤーズ | 1998–2001 | |
文化・メディア・スポーツ大臣 | クリス・スミス | 1997–2001 |
国際開発大臣 | クレア・ショート | 1997–2003 |
北アイルランド大臣 | モー・モーラム | 1997–1999 |
ピーター・マンデルソン | 1999–2001 | |
ジョン・リード | 2001–2002 | |
スコットランド大臣 | ドナルド・デュワー | 1997–1999 |
ジョン・リード | 1999–2001 | |
ヘレン・リデル | 2001–2003 | |
ウェールズ大臣 | ロン・デイヴィス | 1997–1998 |
アラン・マイケル | 1998–1999 | |
ポール・マーフィー | 1999–2002 | |
運輸大臣 | ギャビン・ストラング | 1997–1998 |
無任所大臣 | ピーター・マンデルソン | 1997–1998 |
閣議に出席する大臣 | ||
院内幹事長 | ニック・ブラウン | 1997–1998 |
アン・タイラー | 1998–2001 | |
法務長官 | ジョン・モリス | 1997–1999 |
モスティンのウィリアムズ男爵 | 1999–2001 |
脚注
[編集]- Ministers in the Labour Governments: 1997–2010 – Parliamentary Information List, House of Commons Library, (3 July 2012)
- D. Butler and G. Butler, ed., Twentieth Century British Political Facts 1900–2000Template:Publisher missingTemplate:Isbn missing
外部リンク
[編集]- “Ministerial Departures since 1997 – Parliamentary Information List”. House of Commons Library (24 February 2009). 28 October 2022閲覧。
先代 第2次メージャー内閣 |
イギリスの内閣 1997年–2001年 |
次代 第2次ブレア内閣 |