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立花開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
立花 開
(たちばな はるき)
誕生 (1993-06-26) 1993年6月26日(31歳)
日本の旗 日本 愛知県
職業 歌人
言語 日本語
教育 愛知県立津島高等学校名古屋音楽大学
最終学歴 名古屋音楽大学音楽学部音楽学科管楽コース卒業
ジャンル 短歌
代表作 『ひかりを渡る舟』(2021年)
主な受賞歴 第57回角川短歌賞(2011年)
第12回中日短歌大賞(2021年)
デビュー作 「一人、教室」(2011年)
活動期間 2011年 -
所属 まひる野
ウィキポータル 文学
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(たちばな はるき、1993年6月26日[1] -)は、日本の歌人愛知県出身[2]

経歴・人物

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2011年、愛知県立津島高等学校在学中に投稿短歌連作50首「一人、教室」によって第57回角川短歌賞を受賞[2]大谷雅彦小島なおと並び、史上最年少の18歳での受賞であった[1]。2012年、短歌結社「まひる野」に入会[2]。2016年3月、名古屋音楽大学卒業[3]。大学ではフルートを専攻した[3]

2019年11月、「まひる野」会員の久納美輝とともに同人短歌アンソロジー『くわしんふう』を編纂し刊行[4]。同書は荻原裕幸により『朝日新聞』紙上で取り上げられた[5]

2021年、第一歌集『ひかりを渡る舟』で第12回中日短歌大賞を受賞。

作品リスト

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歌集

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商業誌掲載

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短歌詠
  • 「一人、教室」(50首+受賞のことば) - 『短歌』2011年11月号(KADOKAWA)
  • 「(あるきだす言葉たち)夏でも秋でもない風が吹く」 - 『朝日新聞』2011年11月15日夕刊
  • 「遠鳴り」(10首) - 『短歌』2015年9月号(KADOKAWA)
  • 「巻頭作品10首」 - 『短歌』2016年11月号(KADOKAWA)
  • 「すずらん」(7首+エッセイ) - 『短歌』2017年1月号(KADOKAWA)
  • 「供花」(17首) - 『短歌』2017年2月号(KADOKAWA)
  • 俵万智をうたう」 - 『俵万智 史上最強の三十一文字 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)』河出書房新社、2017年6月
  • 「やさしき黙」(7首+エッセイ) - 『短歌』2019年1月号(KADOKAWA)
  • 「競詠5首・作歌信条」 - 『短歌』2019年8月号(KADOKAWA)
  • 「易しき二択」(20首) - 『短歌研究』2020年6月号(短歌研究社)
  • 「リノリウムの床を濡らす」(10首) - 『短歌研究』2021年7月号(短歌研究社)
  • 「自分だけの珍しい体験」(7首+エッセイ) - 『短歌』2022年1月号(KADOKAWA)
  • 「月下の顔」(20首) - 『ねむらない樹. Vol. 8』(書肆侃侃房、2022年2月)
  • 「巻頭作品10首」 - 『短歌』2022年12月号(KADOKAWA)
  • 「九龍の夢」(野口あや子との共作) - 『短歌』2023年3月号(KADOKAWA)
その他
  • 「短歌を続ける理由」 - 『短歌』2017年7月号(KADOKAWA)
  • 「時差ない街の夕焼け カン・ハンナ〈鑑賞〉」 - 『短歌』2018年2月号(KADOKAWA)
  • 「歌会てんやわんや 第3回」 - 『短歌』2019年3月号(KADOKAWA)
  • 「コラム 青年の主張」 - 『短歌』2020年3月号(KADOKAWA)
  • 「感情、思いの比喩「喪失の過程」」 - 『短歌』2020年12月号(KADOKAWA)
  • 「「お互いの歌集を読み合う」 第一歌集刊行記念」(竹中優子との対談) - 『短歌』2022年4月号(KADOKAWA)
  • 「相乗する創作価値」(野口あや子との対談) - 『短歌』2023年3月号(KADOKAWA)

脚注

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  1. ^ a b 角川短歌賞最年少受賞者、立花開(たちばな・はるき)の待望の第一歌集!『ひかりを渡る舟』刊行(株式会社KADOKAWA 2021年10月1日 12時00分配信)。
  2. ^ a b c 『ひかりを渡る舟』(KADOKAWA、2021)、著者略歴より。
  3. ^ a b 加藤治郎「東海のうたびと 30」『中日新聞』2016年1月22日夕刊、9頁。のち、単行本『東海のうたびと』(中日新聞社、2016年5月)に収録されている。
  4. ^ 国会図書館サーチ「くわしんふう」(最終閲覧2023年1月26日)。
  5. ^ 荻原裕幸「(東海の文芸)短歌の同人誌「くわしんふう」 現代詩の同人誌「ジャンクション 第113号」『朝日新聞』2020年2月27日朝刊、28頁「名古屋共通・地域総合」。

外部リンク

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