空挺コマンドーグループ (フランス軍)
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空挺コマンドーグループ | |
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創設 | 1965年 |
所属政体 | フランス |
所属組織 | フランス陸軍 |
部隊編制単位 | 小隊 (19個) |
兵科 | 斥候 |
兵種/任務 | 特殊空挺部隊 |
愛称 | GCP |
上級単位 | 第11落下傘旅団 |
空挺コマンドーグループ (くうていコマンドーグループ、英: Commando Parachute Group、仏: Groupement des Commandos Parachutistes, GCP)は、フランス陸軍第11落下傘旅団の各連隊に存在している特殊部隊。各空挺部隊に先行してパスファインダー作戦を任務としており、偵察、破壊工作、情報収集を行う。
歴史
[編集]- 1965年:SOGH (高高度降下部隊) として設立される。
- 1969年:第2外人落下傘連隊(2e REP)の空挺コマンドー(GCP)がチャドに投入される。
- 1982年: CRAP (深部行動偵察コマンド) に改名される。
- 1991年:湾岸戦争
- 1992年:ソマリア内戦
- 1993年:チャド共和国
- 1993〜1995年:ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争
- 1994年:ルワンダ内戦
- 1995〜2002年:ユーゴスラビア紛争
- 2003〜2010年:中央アフリカ共和国
- 2010〜2011年:アフガニスタン紛争
- 2013〜2014年:『セルヴァル作戦』に参加。(アンサル・ディーン、AQIMからのマリ共和国の北部三州奪還作戦)。
- 2月19日、第17工兵落下傘連隊(17eRGP)及び2e REPのGCPが“チベガティン渓谷の戦い”に参加。
- 2e REPのHarold Vormezeele軍曹が戦死。
- 2014年5月:マリ北東部のテッサリット地域を車両で偵察中、IEDにより2e REPのGCP隊員Marcel Kalafut軍曹が死亡。他2名が負傷。
- 2018年9月:2e REPのGCPがマリのガオ地域に高高度降下で潜入
編成
[編集]空挺コマンドーグループは、第11落下傘旅団内に合計19のチームが存在している。
- 第1猟兵落下傘連隊 - 3個空挺コマンドーが存在。
- 第1驃騎兵落下傘連隊 - 2個空挺コマンドーが存在。
- 第2外人落下傘連隊 - 3個空挺コマンドーが存在。
- 第3海兵歩兵落下傘連隊 - 2個空挺コマンドーが存在。
- 第8海兵歩兵落下傘連隊 - 2個空挺コマンドーが存在。
- 第17工兵落下傘連隊 - 2個空挺コマンドーが存在。
- 第35砲兵落下傘連隊 - 2個空挺コマンドーが存在。
- 第1輜重落下傘連隊 - 1個空挺コマンドーが存在。
- 第11通信落下傘中隊 - 1個空挺コマンドーが存在。
装備
[編集]- PAMAS G1
- FA-MAS
- FR-F2
- AA-52
- AAT-F1
- H&K MP5
- UZI
- H&K G36
- SIG SG552
- H&K HK416
- FN SCAR
- 12.7mm重機関銃
- PGM ヘカートII(対物ライフル)
- P4
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 第2外人落下傘連隊空挺コマンドー PV
- 11e brigade parachutiste - Ministère des Armées(フランス国防省公式サイト)