稲葉振一郎
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稲葉 振一郎(いなば しんいちろう、1963年11月6日[1] - )は、日本の社会学者。専門は社会倫理学。明治学院大学社会学部教授[1]。
略歴
[編集]東京都出身。成蹊高等学校を経て、1986年一橋大学社会学部卒、1992年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。
岡山大学経済学部講師、助教授、モナシュ大学日本研究センター客員研究員を経て、2001年明治学院大学社会学部助教授、2005年教授[1]。
著作
[編集]単著
[編集]- 『ナウシカ解読 - ユートピアの臨界』(窓社) 1996、のち増補版(勁草書房) 2019
- 『リベラリズムの存在証明』(紀伊國屋書店) 1999
- 『経済学という教養』(東洋経済新報社) 2004、のち増補版(ちくま文庫) 2008
- 『オタクの遺伝子 - 長谷川裕一・SFまんがの世界』(太田出版) 2005
- 『「資本」論 - 取引する身体 / 取引される身体』(ちくま新書) 2005
- 『モダンのクールダウン』(NTT出版) 2006
- 『「公共性」論』(NTT出版) 2008
- 『社会学入門 - <多元化する時代>をどう捉えるか』(日本放送出版協会、NHKブックス) 2009
- 『不平等との闘い - ルソーからピケティまで』(文春新書) 2016
- 『宇宙倫理学入門』(ナカニシヤ出版) 2016
- 『政治の理論』(中央公論新社、中公叢書) 2017
- 『「新自由主義」の妖怪 - 資本主義史論の試み』(亜紀書房) 2018
- 『社会学入門・中級編』(有斐閣) 2019
- 『銀河帝国は必要か? - ロボットと人類の未来』(ちくまプリマー新書) 2019
- 『AI時代の労働の哲学』(講談社選書メチエ) 2019
- 『社会倫理学講義』(有斐閣アルマ) 2021
- 『AI時代の資本主義の哲学』(講談社選書メチエ) 2022
共著
[編集]- 『マルクスの使いみち』(松尾匡, 吉原直毅共著、太田出版) 2006
- 『所有と国家のゆくえ』(立岩真也共著、日本放送出版協会、NHKブックス) 2006
- 『社会学はどこから来てどこへ行くのか』(岸政彦, 北田暁大, 筒井淳也共著、有斐閣) 2018
- 『人工知能と人間・社会』(大屋雄裕, 久木田水生, 成原慧, 福田雅樹, 渡辺智暁共著、勁草書房) 2020
脚注
[編集]- ^ a b c “*履歴 (2006年4月現在)”. 稲葉振一郎のホームページ. 2016年8月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 稲葉振一郎のホームページ - 明治学院大学
- インタラクティヴ読書ノート別館の別館 - 個人ブログ。
- 稲葉振一郎 (shinichiroinaba) - X(旧Twitter)
- 稲葉振一郎 - SYNODOS -シノドス-