称名寺 (碧南市)
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称名寺 | |
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所在地 | 愛知県碧南市築山町2-66 |
位置 | 北緯34度52分12秒 東経136度58分46秒 / 北緯34.87000度 東経136.97944度座標: 北緯34度52分12秒 東経136度58分46秒 / 北緯34.87000度 東経136.97944度 |
山号 | 東照山 |
宗派 | 時宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 暦応2年(1339年) |
開山 | 正阿 |
札所等 | 三河新四国八十八ヶ所霊場 |
法人番号 | 4180305004815 |
概要
[編集]山号は東照山。徳川家康の幼名である「竹千代」を命名した寺である。大浜てらまちと呼ばれる地域にある。
歴史
[編集]暦応2年(1339年)に創建された[1]。15世紀前半、松平親氏が父の得川有親とともに来往し、有親はこの寺で逝去したという[2]。その後、松平信忠(徳川家康の曽祖父)が寺領を寄進し、享禄4年(1531年)、この寺で逝去した[2]。天文12年(1543年)、松平広忠(家康の父)がこの寺で行われた連歌会で「めくりはひろき園のちよ竹」と詠み、当時の住職が家康の幼名を竹千代にすることを勧めたという[1][2]。永禄2年(1559年)、家康により寺領が返され、慶安元年(1648年)には、徳川家光より朱印地32石8斗とされた[2]。
文化財
[編集]愛知県指定文化財
[編集]- 木造聖観世音菩薩立像(彫刻) - 1957年(昭和32年)1月12日指定[3]。松平信忠の息女東姫の守り本尊と伝わる。
- 阿弥衣(工芸品) - 鎌倉時代。1961年(昭和36年)3月30日指定[3]。
- 十二光筥 銘 無礙光仏(工芸品) - 鎌倉時代。1961年(昭和36年)3月30日指定[3]。
碧南市指定文化財
[編集]- 木造阿弥陀如来立像(彫刻) - 1988年(昭和63年)4月1日指定[3]。
- 松平信忠寄進状並びに定書 4通(歴史資料) - 1988年(昭和63年)4月1日指定[3]。
- 和田氏の寄進状等 8通(歴史資料) - 1988年(昭和63年)4月1日指定[3]。
- 松平広忠の連歌の切並びに筆具 附 御連歌の図(歴史資料) - 1988年(昭和63年)4月1日指定[3]。
現地情報
[編集]所在地
[編集]アクセス
[編集]ギャラリー
[編集]-
山門
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渡宋天満宮
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三州大浜東照宮
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徳川家祖廟
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 称名寺(しょうみょうじ)東照宮祭礼 へきなん観光ナビ