コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

称名寺 (碧南市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
称名寺
所在地 愛知県碧南市築山町2-66
位置 北緯34度52分12秒 東経136度58分46秒 / 北緯34.87000度 東経136.97944度 / 34.87000; 136.97944座標: 北緯34度52分12秒 東経136度58分46秒 / 北緯34.87000度 東経136.97944度 / 34.87000; 136.97944
山号 東照山
宗派 時宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 暦応2年(1339年
開山 正阿
札所等 三河新四国八十八ヶ所霊場
法人番号 4180305004815 ウィキデータを編集
テンプレートを表示

称名寺(しょうみょうじ)は、愛知県碧南市にある時宗の寺院。

概要

[編集]

山号は東照山。徳川家康の幼名である「竹千代」を命名した寺である。大浜てらまちと呼ばれる地域にある。

歴史

[編集]

暦応2年(1339年)に創建された[1]。15世紀前半、松平親氏が父の得川有親とともに来往し、有親はこの寺で逝去したという[2]。その後、松平信忠(徳川家康の曽祖父)が寺領を寄進し、享禄4年(1531年)、この寺で逝去した[2]天文12年(1543年)、松平広忠(家康の父)がこの寺で行われた連歌会で「めくりはひろき園のちよ竹」と詠み、当時の住職が家康の幼名を竹千代にすることを勧めたという[1][2]永禄2年(1559年)、家康により寺領が返され、慶安元年(1648年)には、徳川家光より朱印地32石8斗とされた[2]

文化財

[編集]

愛知県指定文化財

[編集]
  • 木造聖観世音菩薩立像(彫刻) - 1957年昭和32年)1月12日指定[3]松平信忠の息女東姫の守り本尊と伝わる。
  • 阿弥衣(工芸品) - 鎌倉時代。1961年(昭和36年)3月30日指定[3]
  • 十二光筥 銘 無礙光仏(工芸品) - 鎌倉時代。1961年(昭和36年)3月30日指定[3]

碧南市指定文化財

[編集]
  • 木造阿弥陀如来立像(彫刻) - 1988年(昭和63年)4月1日指定[3]
  • 松平信忠寄進状並びに定書 4通(歴史資料) - 1988年(昭和63年)4月1日指定[3]
  • 和田氏の寄進状等 8通(歴史資料) - 1988年(昭和63年)4月1日指定[3]
  • 松平広忠の連歌の切並びに筆具 附 御連歌の図(歴史資料) - 1988年(昭和63年)4月1日指定[3]

現地情報

[編集]

所在地

[編集]

アクセス

[編集]

ギャラリー

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 称名寺(しょうみょうじ)東照宮祭礼 へきなん観光ナビ
  2. ^ a b c d 現地案内板より
  3. ^ a b c d e f g 碧南の文化財(碧南市内指定・登録文化財一覧)”. 碧南市. 2019年7月30日閲覧。

外部リンク

[編集]