秩父今宮神社
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秩父今宮神社 | |
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鳥居と社殿 | |
所在地 | 埼玉県秩父市中町16-10 |
位置 | 北緯35度59分41.7秒 東経139度04分48.7秒 / 北緯35.994917度 東経139.080194度座標: 北緯35度59分41.7秒 東経139度04分48.7秒 / 北緯35.994917度 東経139.080194度 |
主祭神 |
伊邪那岐大神・伊邪那美大神 須佐之男大神(牛頭天王) 八大龍王神 宮中八神(御巫八神) 役尊神(役行者・役小角) 聖観世音菩薩・馬頭観世音菩薩 弁才天(弁財天) |
社格等 | 村社 |
創建 |
『今宮神社』としての創建は天文4年(1535年)。 大宝年間(701年 - 704年)以前より寺社が存在。 |
別名 |
八大龍王宮 八大宮 大宮山満光寺 長岳山正覚院金剛寺 長岳山今宮坊 |
例祭 | 9月28日 |
地図 |
秩父今宮神社(ちちぶいまみやじんじゃ)は、埼玉県秩父市の中心部にある神社である。今宮神社、八大龍王宮(はちだいりゅうおうぐう)とも称される。旧社格は村社。
概要
[編集]古来より霊泉の地として伊邪那岐大神・伊邪那美大神が祀られていたところで、そこへ大宝年間(701年 - 704年)に、役小角が神仏混淆の考えに基づいて八大龍王を祀る『八大宮』を建立したとされる。さらに天長2年(825年)に当所を訪れた弘法大師が大日如来を宮中八神と結びつけたことにより仏教寺院としての性格を強め、『大宮山満光寺』『長岳山正覚院金剛寺』と呼ばれていた時代もある。天文4年(1535年)、流行する疫病への対策として京都の今宮神社から須佐之男命(牛頭天王)を勧請して今宮神社を創建、永禄13年には全体を『長岳山今宮坊』と称するようになった。明治に入って神仏判然令に従って仏教寺院として今宮観音堂[1]を切り離し、今宮神社となった。[2]
脚注
[編集]関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 志村有弘『役行者のいる風景―寺社伝説探訪―』新典社、2015年。ISBN 978-4-7879-6819-7。