福男
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福男(ふくおとこ)は、神事等において福を授かった者などに用いられる称号。
開門神事
[編集]- 十日戎開門神事・福男選び
- 西宮神社(兵庫県西宮市)の十日えびすの神事で、毎年1月10日午前6時に執行され、一番早くに拝殿にたどり着いたものを「一番福」、3着までのものを「福男」として認定する[1]。ちなみに女性が優勝した場合は「福女」と呼ばれるが過去に例はない。
- 春日神社
- 西宮神社の分社の春日神社(兵庫県丹波市)で行われている行事で男女それぞれの部の一番から三番福を選ぶ[2]。
節分行事
[編集]節分の神事や豆まきに奉仕する者を呼ぶ例もある。
脚注
[編集]- ^ 荒川裕紀「「福男」はいかにして生まれたか」『日本文化人類学会研究大会発表要旨集』、日本文化人類学会、2015年。
- ^ “一番福目指し駆け抜ける 丹波で福男・福女選び”. サンテレビ (2023年1月9日). 2023年12月7日閲覧。
- ^ “「節分祭」のお知らせ、豆撒きの「福男・福女」募集!”. 福島稲荷神社. 2023年12月7日閲覧。
- ^ “善光寺で3年ぶり、「節分会」の豆まき 豆まく人を募集中”. 信濃毎日新聞デジタル. 2023年12月7日閲覧。