福満寺 (柏市)
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福満寺 | |
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所在地 | 千葉県柏市大井1708 |
位置 | 北緯35度51分11秒 東経140度00分15.5秒 / 北緯35.85306度 東経140.004306度座標: 北緯35度51分11秒 東経140度00分15.5秒 / 北緯35.85306度 東経140.004306度 |
山号 | 教永山 |
院号 | 積善院 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 桓武天皇の御代(781年 - 806年) |
開山 | 権大僧都尊慶 |
札所等 | 東葛印旛大師八十八ヶ所霊場第7・54番札所、関東九十一薬師霊場第79番札所、下総三十三ヶ所観音霊場第14番札所 |
法人番号 | 8040005013928 |
歴史
[編集]桓武天皇の御代(781年 - 806年)、権大僧都尊慶によって開山された。印西市の泉倉寺の末寺である。中世に大いに寺運興隆したが、戦国時代以降、4回も火事に遭い、多くの寺宝を失っている[1]。
中世期の寺運興隆を反映して、境内には多くの板碑や堂宇を有している。中でも観音堂にある観音菩薩像は聖徳太子の作で、坂巻若狭守の守本尊と伝えられている。4回に及ぶ火災の難を免れていることから「火伏せの観音」の異名を持つ。住職一代ごとの開帳しか許されない秘仏である[1]。
かつての境内は、隣の大井香取神社の境内も含み、広範囲に及んでいた。当寺の山門は鐘楼と一体化した鐘門となっている。当時の住職恵深が秘仏の観音像を背負い、房総三国(安房国・上総国・下総国)を巡錫して寄付を募ったという[1]。
交通アクセス
[編集]- 路線バス大井停留所より徒歩10分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 沼南町史編さん委員会 編『沼南風土記』沼南町、1981年