福本秀子
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福本 秀子(ふくもと ひでこ、1932年5月22日[1] - )は、フランス語の翻訳家、歴史家。
来歴
[編集]横浜市出身。1955年慶應義塾大学経済学部卒。1971年京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。パリに留学しフランス語で日本史紹介の本『女と侍』などを刊行。駐日フランス大使ド・ラ・シュバルリの日本語家庭教師も務めた。夫は福本直之[2]。
著書
[編集]- 『マダム・ジャポンは袋だたき 主婦翻訳家留学始末記』社会思想社 1991
- Femmes a l’aube du Japon moderne avec la collaboration de Marie Desjardins.Des femmes, c1997.
- 『フランスは可笑しい フランスで本を出してみれば』社会思想社 1998
- 『ヨーロッパ中世を変えた女たち』日本放送出版協会 NHKカルチャーアワー 東西傑物伝 2001 のちNHKライブラリー
- Geishas et prostituees: essai(芸者と娼婦)avec la collaboration de Marie Desjardins.Editions du Petit vehicule,c2002.Collection "Le tunnel de Platon"
- 『どこへ行ってもジャンヌ・ダルク 異文化フランスへの旅』論創社 2003
共著
[編集]- Femmes et samourai/ Catherine Pigeaire共著 Des femmes,c1986.
- 『フランス・ドイツワイン小咄』古賀守共著 産調出版 2001
翻訳
[編集]- レジーヌ・ペルヌー『中世を生きぬく女たち』白水社 1988
- レジーヌ・ペルヌー『十字軍の男たち』白水社 1989
- レジーヌ・ペルヌー『十字軍の女たち』パピルス 1992
- ピエール・ムニエ『我が友ジャン・ムーラン レジスタンスの英雄の生と死』東洋書林 1995
- アンリ・ルゴエレル『プランタジネット家の人びと』白水社 文庫クセジュ 2000
- レジーヌ・ペルヌー,ジョルジュ・ペルヌー『フランス中世歴史散歩』白水社 2003 のち白水Uブックス
- レジーヌ・ペルヌー『リチャード獅子心王』白水社 2005