福井研介
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福井 研介(ふくい けんすけ、1908年11月1日 - 2000年1月17日)は、日本の翻訳家。
生涯
[編集]1946年3月まで外務省に勤務。それ以降、ロシア児童文学などの翻訳を始めた。1955年の『エジプトの少年』で産経児童出版文化賞受賞。
著書
[編集]翻訳
[編集]- 『解説共産主義における「左翼」 小児病』(エヌ・ウェ・トロプキン、岩崎書店、知識文庫) 1953
- 『共産主義の道徳』(エヌ・イ・ボルドゥイレフ、岩崎書店、知識文庫) 1953
- 『ソヴェト教育学』(オゴロドニコフ,シンビリョフ共著、共訳、青銅社) 1953
- 『ソヴェトの教育』(カラシニコフ、岩崎書店、知識文庫) 1953
- 『生産の三つの特徴』(エヌ・イ・リヤザンツェフ、岩崎書店、知識文庫) 1954
- 『ヴィーチャと学校友だち 』(ノーソフ、岩波少年文庫) 1954
- 『エジプトの少年』(M・マチエ、杉勇共訳、岩波少年文庫) 1955
- 『幼児のあそび 指導とその記録』(ジュコフスカヤ編著、編訳、三一書房) 1956
- 『ぴよぴよ一家』(ノーソフ、講談社、現代児童名作全集) 1958
- 『最初の悲しみ / 小鳥・ばら / 春』(フラエルマン / プーシキン / アイコフ、内田莉莎子共訳、東西五月社、少女世界名作全集7 ソビエト編) 1960
- 『せむしの小馬』(エルショーフ、講談社、世界名作童話全集) 1963
- 『クローシの冒険』(ルイバコフ、講談社、少年少女新世界文学全集25 ソビエト現代編3) 1964
- 『黒海の白帆』(ワレンチン・カターエフ、ポプラ社、世界の名著) 1968
- 『教師入門』(フョードル・ニカノロヴィチ・ゴノボリン、新評論) 1970
- 『子どもの想像力と創造』(ヴィゴツキー、新読書社) 1972
- 『物語マルクス・エンゲルス伝』1 - 5(セリブリャコワ、合同出版) 1972
- 『長鼻くんといううなぎの話』(イオシーホフ、松井孝爾絵、講談社) 1973
- のち青い鳥文庫
- 『少女と鳥とひこうき』(ウラジミール・キセリョフ、北畑静子共訳、岩波書店) 1975
- 『ネズナイカのぼうけん』(ノーソフ、偕成社、偕成社文庫) 1976.8
- 『教育と教師について』(スホムリンスキー著、ソロベイチク編、伊集院俊隆・川野辺敏共訳、新読書社) 1977.10
- 『楽しい家族』(ノーソフ、偕成社、偕成社文庫) 1978.10
- 『はいいろくびのかも』(マーミン・シビリヤーク、麦書房、新編雨の日文庫) 1978.3
- 『トルストイの童話』(トルストイ、編訳、小学館) 1979.4
- 『集団の知恵と力』(スホムリンスキー、新読書社) 1980.9
- 『いきているぼうし』(エヌ・ノーソフ、新読書社、ソビエトの子どもの本シリーズ) 1981.11
- 『シューリクのまほう』(エヌ・ノーソフ、新読書社) 1982.1
- 『ゆかいな孫悟空』(劉進元編、再話、童牛社) 1982.6
- 『北の森の十二か月 スラトコフの自然誌』(ニコライ・スラトコフ、福音館書店、福音館のかがくのほん) 1997.10
参考
[編集]- 北の森の十二か月―スラトコフの自然誌〈上〉 - 紀伊國屋書店BokWeb