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神奈川大学体育会山岳部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

神奈川大学体育会山岳部(かながわだいがくたいいくかいさんがくぶ、kanagawa University Alpine Club)は、神奈川大学体育会に所属する登山部。2000年に『夢抱き・夢育み・夢実現』という言葉を掲げてセブンサミッツ計画を進行。2009年にOB会と共にヴィンソン・マシフ峰登頂により七大陸最高峰を踏破し、世界で初の単一大学による七大陸最高峰踏破(セブンサミッツ)を達成。[1]スポーツクライミング競技にも参戦している。2018年にはボルダリング世界選手権優勝者を輩出。[2]

歴史

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神奈川大学山岳部の歴史は横浜専門学校時代の1929年~1930年に始まる。アルパイン・クライミング部門は2003年から2009年まで山岳部およびOB会:学士山岳会がセブンサミッツ計画を進行、達成。現在、山岳部創設100年に向けてグレートサミッツ&ジャイアンツ、略してG&G計画(世界の美しい山々、グレートサミッツと呼ばれる10峰(世界の名峰グレートサミッツ参照)とヒマラヤ・カラコラムの山脈に連なるジャイアンツと呼ばれる8000m峰すべて(14座)(ジャイアンツ=8000メートル峰参照)を登頂するプラン)を企画している[3][4]、スポーツクライミング部門は世界選手権等で成績を残している(後述)。

アルパイン部門

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セブンサミッツ計画

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グレートサミッツ&ジャイアンツ(略G&G)計画

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スポーツクライミング競技(クライミング部門)

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セブンサミッツ成功報酬として高さ12mのクライミングウォールを大学が建設、それと同時にこのクライミング部門が考案され、2013年設立に至った。 歴史としてはアルパイン部門と比べ短いが実力の有る選手をスカウトしており、戦績は良好。

毎年最大2名まで取っており、推薦等で入学してきている。

1期生  山内 誠、安田あとり

2期生  飯田 譲、野村真一郎

3期生  緒方良行

4期生  原田 海(中退)、山内 響

5期生  河上絋輝

6期生  田中修太、中嶋大智

7期生  番匠大地


2018年オーストリアインスブルック「IFSC クライミング・世界選手権ボルダリング優勝 原田海
2019年アメリカ合衆国コロラド州ヴェイル「IFSC クライミング・世界選手権ボルダリング優勝 緒方良行


スポーツクライミングワールドカップ(世界選手権)などに挑戦している。[9]

  • 第7回ジャパンユース -飯田 譲 5位
  • 第7回ボルダリング山梨カップ2015-安田あとり 2位
  • IFSCボルダリングワールドカップ アメリカ ベイル大会 -山内誠 9位
  • IFSCボルダリングワールドカップ 中国 重慶大会 -山内誠 29位
  • IFSCボルダリングワールドカップ 中国 海陽大会 -山内誠 20位
  • IFSCリードワールドカップ フランス シャモニ大会 -野村真一郎 23位
  • 第70回国民体育大会関東ブロック -安田あとり 8位
  • 第18回JOCジュニアオリンピックカップ -飯田譲 3位
  • 第70回国民体育大会 ボルダリング 野村真一郎17位飯田譲4位
  • 第70回国民体育大会リード野村真一郎 8位 飯田譲   優勝
  • IFSCリードアジア選手権 中国 寧波大会 野村真一郎 5位
  • 2018年オーストリアインスブルック「IFSC クライミング・世界選手権ボルダリング 原田海 優勝

関連人物

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  • 宮守健太-山岳部OB元主将-セブンサミッツ計画。2009年5月18日チョモランマ登頂。
  • 田中康典-山岳部OB、セブンサミッツ計画登攀隊長。2009年5月18日チョモランマ登頂。
  • 落合正治-山岳部OB、セブンサミッツ計画 隊長 チョモランマでは凍傷で手の指すべてを失う。
  • 鈴木隆志-セブンサミッツ計画、現役大学生だった。ヴィンソン・マシフ峰登頂は世界で二番目の若さ。[10]
  • 安田あとり-2011年第6回 ボルダリング・ジャパンカップ (長崎市)準優勝
  • 山内誠-2014年ボルダリングジャパンカップ優勝
  • 原田海-2018年オーストリアインスブルック「IFSC クライミング世界選手権」ボルダリング優勝!
  • 緒方良行-2019年アメリカ・ヴェイル「IFSC クライミング・ワールドカップ」ボルダリング優勝![11]

脚注

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外部リンク

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神奈川大学体育会山岳部