コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

神埼市立脊振小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神埼市立脊振小学校
地図北緯33度22分39.0秒 東経130度19分39.6秒 / 北緯33.377500度 東経130.327667度 / 33.377500; 130.327667座標: 北緯33度22分39.0秒 東経130度19分39.6秒 / 北緯33.377500度 東経130.327667度 / 33.377500; 130.327667
過去の名称 脊振尋常小学校
脊振尋常高等小学校
脊振村国民学校
脊振村立脊振小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 神埼市
校訓 石の門の教え
設立年月日 1875年明治8年)
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B141221000071 ウィキデータを編集
所在地 842-0201
佐賀県神埼市脊振町広滝580番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

神埼市立脊振小学校(かんざきしりつ せふりしょうがっこう)は、佐賀県神埼市脊振町広滝にある市立小学校

概要

[編集]
歴史
1875年明治8年)創立。数回の改組・改称を経て、現校名になったのは2006年平成18年)。2025年令和7年)に創立150周年を迎える。
校訓
「石の門の教え」
  • 1 心の大きい優しい子
  • 2 体の丈夫なたくましい子
  • 3 意志の強いやり抜く子
  • 4 郷土を愛し学業に励む子
  • 5 品のある礼儀正しい子
校章
中央に校名の頭文字「脊」を配したデザインとなっている。
校歌
歌詞は3番まであり、1番の歌詞中に校名の「脊振」が登場する。
校区
「神埼市背振町全域」。中学校区は神埼市立脊振中学校[1]。なお、脊振小学校は神埼市から「小規模特認校」に認定されており、神埼市のどこからでも通学することができる[2][3]

沿革

[編集]
国登録有形文化財に登録された石門
  • 1875年(明治8年) - 創立。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制施行により、神埼郡3村(広滝山・服巻山・鹿路山(名尾を除く))が合併して脊振村が発足。
  • 1892年(明治25年)- 「脊振尋常小学校」と改称。
  • 実施年月日不明 - 高等科を併置の上、「背振尋常高等小学校」に改称。
  • 1900年(明治33年)- 久保山分校と鳥羽院分校を設置。
  • 1914年大正3年)3月 - 石門を建立[4]
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「脊振村国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革が行われる。
  • 1982年(昭和57年)3月 - 新校舎が完成。
  • 2003年(平成15年)3月31日 - 久保山分校と鳥羽院分校が閉校。
  • 2006年(平成18年)3月20日 - 町村合併により、「神埼市立脊振小学校」(現校名)となる。
  • 2022年(令和4年)10月 - 「脊振小学校石門」が国登録有形文化財に登録される[5]

石門

[編集]

学校のシンボルともなっている[5]校門は高さ4.3メートル[5]、太さ1メートル余り[5]、重さ13トン[4]の角柱が間口7.1メートル[5]で1対となった花崗岩製の大型の石門[4]で、国の登録有形文化財に登録されている[5]。1914年(大正3年)3月、当時の脊振村長であった徳川権七の発案により、大正天皇の即位記念、および村の教育・文化の発展を願って建立され、村民の手により石材の切出しから運搬、設置が行われた[4][6]。各面は江戸切り仕上げで、頂部には突起があり、かつては頂部に金属製の門飾りがあった[4]

かつての分校

[編集]
旧・久保山分校(脊振山麓習遊館)とヤマザクラ
旧・鳥羽院分校(鳥羽院山荘)

交通

[編集]
最寄りの鉄道駅
最寄りのバス停留所
  • 三瀬神埼線 「広滝」停留所
最寄りの幹線道路

周辺

[編集]
  • 神埼市役所 脊振交流センター・脊振支所 (旧・脊振村役場)
  • 神埼市立せふり保育園
  • 神埼市立脊振中学校
  • 神埼警察署脊振警察官駐在所
  • 神埼市脊振公民館
  • 脊振郵便局
  • JAさが脊振出張所・神埼地区北部営農センター
  • 脊振町高齢者生活福祉センター
  • 背振勤労者体育館
  • 城原川

脚注

[編集]
  1. ^ 神埼市立小中学校通学区域一覧 - 神崎市ウェブサイト
  2. ^ 学校長より - 神埼市立脊振小学校ウェブサイト
  3. ^ 小規模特認校制度について - 神埼市ウェブサイト
  4. ^ a b c d e 背振小学校の石門”. 神埼デジタルミュージアム「かんざき@NAVI」. 神埼市. 2024年8月1日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 脊振小学校石門”. 文化遺産オンライン. 文化庁. 2024年8月1日閲覧。
  6. ^ 「脊振小学校石門」を国登録有形文化財にするよう答申されました”. 神埼市ウェブサイト. 神埼市. 2024年8月1日閲覧。
  7. ^ a b 脊振山麓習遊館 - 神埼市ウェブサイト
  8. ^ 久保山のヤマザクラ”. 文化遺産オンライン. 文化庁. 2024年8月1日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]