磯西昭
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磯西 昭(いそにし あきら、1928年 - 2020年10月9日)は、日本の写真家。会社経営者。富士山の空撮で知られる。
経歴・人物
[編集]静岡県に生まれる。富士宮市に住んだ。静岡県立静岡中学校[1]に学んだ[注釈 1]。戦後、海外渡航が自由になるとイタリアをはじめ、ヨーロッパ各国、アフリカ、南極など、カメラ機材を背負って旅をし、現地が気に入れば数十日に及ぶこともあった[2]。
空撮を始めたのは1994年で、ハワイオアフ島のヨットレースの撮影で挑戦してからその魅力に取り憑かれ、のめり込んだ[2]。翌、1995年から3年間にわたり、ヴェネツィア・ピサ・アッシジ・シエーナ・フィレンツェ・ローマなどのイタリア各地の中世都市の空撮を実現させた[2]。イタリアの空撮と並行して具体的な目標として富士山があり、当初、数年で終わるつもりだったが、懐の広さ深さが分かり、本格的な撮影に取り組み、ライフワークになった[2]。
継続的に清水銀行のカレンダーを手がけ[3]、2014年には、日本郵便の特殊切手「世界遺産シリーズ〈第7集〉『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』」[4]に採用された。
作品
[編集]- 『FUJI from THE SKY ― 磯西昭写真集』[5] 日本写真企画 2007.5
- 特殊切手「世界遺産シリーズ〈第7集〉『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』」 2014
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 82頁。
- ^ a b c d 『FUJI from THE SKY』巻末 「私と空撮一喜一憂」
- ^ 富士山と清水銀行 SHIMIZU BANK しみずミニレポート 2019年9月期 18,19頁
- ^ 世界遺産シリーズ<第7集> 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」
- ^ Webcat Plus 空撮富士山 : 磯西昭写真集