磯木淳寛
磯木 淳寛(いそき あつひろ)は、日本のライター・編集者・講師・ファシリテーター。北海道函館市出身。
略歴
[編集]オイシックス株式会社(現オイシックス・ラ・大地株式会社)でのライター・商品開発・販売戦略職を経て、2013年に独立。千葉県いすみ市に移住。雑誌などに執筆・寄稿をおこなうかたわら、2014年までマクロビオティックのカフェ&宿「ブラウンズフィールド」で経営マネージメントとブランディングに携わる。2015年2月から、ライター合宿「LOCAL WRITE」を全国で開催。「LOCAL WRITE」は、外部目線で地域を発信するライター養成講座として始まった。
2017年1月20日に著書『「小商い」で自由にくらす~房総いすみのDIYな働き方』(イカロス出版)を出版。Amazon.jp「社会と文化」「経済学」の2部門で1位を獲得。
2017年9月以降、いすみ市の中学高校で「問い」を起点に学ぶアクティブラーニングの授業『房総すごい人図鑑』を実施。学校外で中学生専用自習室もおこなう。なお、当授業は自治体などから依頼をされたものではなく、自ら企画書を作り、自宅近くの中学校に持ち込んだことが始まり。(2019年5月発行の雑誌『ロコラ』(三栄書房)誌面において、「『房総すごい人図鑑』は、『「小商い」で自由にくらす~房総いすみのDIYな働き方』の取材を経て、自らも表現としての仕事をDIYしたいと思うようになったから」と答えている)。2019年夏には活動継続の資金をつくるため、地域のお祭りを題材にした商品開発として「ほらやっさカレー」を発売。YOUTUBEでのCMづくりも手掛ける。
2019年度、『房総すごい人図鑑』の授業が千葉県教育委員会主催『学びの「総合力・体験力」コンテスト』で優秀賞を受賞。
2018年5月、一般社団法人picobirdsを設立し、代表理事。東京造形大学「サスティナブルデザイン論」での特別講師をはじめ、ボトムアップからのまちづくりや小商い、企画構想、地域ブランディング、地域の教育、情報発信、インタビュー&ライティングについてワークショップや講演もおこなっている。
執筆媒体は雑誌『ソトコト』『Be-Pal』『NORAH』『季刊自然栽培』『TURNS』、WEBメディア『greenz.jp』、博報堂デザイン『FUTURE+DESIGN Labo』ほか多数。連載は、季刊自然栽培「見えないものを見る」(2014年~)、OZmall「関東日帰り出会い旅」(2016年)。ほか、石巻市復興まちづくり情報交流館の展示物編集など。
著書
[編集]- 「小商い」で自由にくらす~房総いすみのDIYな働き方(イカロス出版、2017年)
音楽・映像作品への参加
[編集]- サンガツ『5つのコンポジション』(HEADZ、2010年)CD
- チェルフィッチュ『三月の5日間』(プリコグ、2007年)DVD
出典
[編集]- 取材を通して学んだことを、暮らしの中で実験する。千葉県いすみ市でライター・イン・レジデンス「ローカルライト」を主宰する磯木淳寛さんの横顔 2016年2月29日閲覧
- 世の中は既に明るい!外部の目線で地域を発信するライターインレジデンスへの道筋
- サンガツが5年ぶりアルバムで楽曲制作アプローチ大幅変更音楽ナタリー 2010年2月3日閲覧
- 「地方で好きなことをして食べていく」は夢物語じゃない。『「小商い」で自由にくらす』を出版した磯木淳寛さんに聞く、房総いすみ地域に住む人たちの自由な働き方 2017年3月25日閲覧
外部リンク
[編集]- picobirds| 磯木淳寛
- 房総すごい人図鑑
- 磯木淳寛 (pennahito) - note