大田市駅
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(石見大田駅から転送)
大田市駅 | |
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駅舎(2010年12月) | |
おおだし Ōdashi | |
◄久手 (3.5 km) (3.0 km) 静間► | |
所在地 | 島根県大田市大田町大田665-2 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陰本線 |
キロ程 | 417.2 km(京都起点) |
電報略号 | オオ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
331人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)7月11日[1][2] |
備考 |
直営駅[3] みどりの券売機プラス設置駅 |
* 1971年に石見大田駅から改称 |
大田市駅(おおだしえき)は、島根県大田市大田町大田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。特急列車は全て停車する。事務管コードは▲640748[4]。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)7月11日:鉄道院山陰本線小田駅 - 当駅間延伸時に終着駅の石見大田駅(いわみおおたえき)として開設。客貨取扱開始[1][2]。
- 1917年(大正6年)5月15日:山陰本線当駅 - 仁万駅間延伸、途中駅となる。
- 1941年(昭和16年)4月15日:2代目駅舎完成[5]。
- 1947年(昭和22年)11月30日:当駅に昭和天皇が乗車したお召し列車が停車し、駅前奉迎が行われる(昭和天皇の戦後巡幸)[6]。
- 1970年(昭和45年)12月6日:現3代目駅舎完成[1]。
- 1971年(昭和46年)
- 1973年(昭和48年)6月25日:みどりの窓口営業開始[1]。
- 1975年(昭和50年)8月8日:久手方面が単線自動化[1]。
- 1976年(昭和51年)6月1日:静間方面が単線自動化[1]。
- 1980年(昭和55年)10月1日:大田電気支区開設[1]。
- 1983年(昭和58年)12月31日:貨物取扱廃止[8]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物扱い廃止[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[8]。
- 2007年(平成19年)10月6日:石見銀山 世界遺産 登録に伴う利用客増加のため「大田市駅観光情報コーナー」「大田市駅観光案内所」を駅構内に隣接して設置。
- 2015年(平成27年)7月11日:開駅100周年を迎えた[2]。
- 2022年(令和4年)
駅画像
[編集]島式・単式ホーム混合2面3線を有する列車交換・待避・折返し可能な地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 山陰本線 | 下り | 浜田・益田方面 | 一部3番のりば |
2・3 | 上り | 出雲市・松江方面 |
- 付記事項
- 1番のりばが下り本線、2番のりばが上り本線である。上下副本線である3番のりばは特急待ち合わせ及び、出雲市駅 - 当駅間の区間列車の折り返しおよび終電留置に使われている。出雲市発22時半の最終は2021年10月1日限りで廃止され[10]、2022年3月12日からは終電留置もなくなる(当駅までの最終列車は折り返し出雲市駅行きの最終列車となる。)。
- 1987年4月1日時点では、当駅に至る出雲市発の最終は20時台[11]で、続く翌年の3月13日の改正[12]でも、当駅に至る出雲市発の最終は21時台、浜田発21時台の最終は当駅止まり、翌朝5時に浜田行きとして運行されていた[11][12]。
-
駅構内にある跨線橋の鋳鉄製門柱は日本最古のもの
-
側面には「I.G.R. MAKERS KOBE 1890」の刻印がある
-
『世界遺産 石見銀山』と書かれた看板(2010年9月)
駅構内の施設
[編集]- みどりの券売機プラス
- キヨスク:1971年(昭和46年)2月1日に営業開始[1]。
- 大田市駅観光情報コーナー
- 大田市駅観光案内所
利用状況
[編集]開業当日の乗降客人員は716人であった[1]。
2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は331人である。2004年度は657人、1994年度は883人、1984年度は1,093人だった。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1970 | 1,748[13] |
1999 | 776 |
2000 | 753 |
2001 | 688 |
2002 | 681 |
2003 | 650 |
2004 | 657 |
2005 | 650 |
2006 | 653 |
2007 | 659 |
2008 | 675 |
2009 | 638 |
2010 | 608 |
2011 | 592 |
2012 | 572 |
2013 | 594 |
2014 | 552 |
2015 | 524 |
2016 | 536 |
2017 | 512 |
2018 | 496 |
2019 | 464 |
2020 | 363 |
2021 | 331 |
駅周辺
[編集]大田市の代表駅で、市街地の北端に位置する。
- 島根県立男女共同参画センター あすてらす(当駅に隣接)
- 大田市駅前郵便局
- 山陰合同銀行大田支店
- 島根中央信用金庫大田営業部
- 石見交通大田営業所・大田バスセンター:1944年(昭和19年)2月3日に営業開始[14]。
- 大田警察署
- 石見大田税務署
- 大田商工会議所
- 大田市消防本部
- 島根県 大田集合庁舎
- 大田市役所
- 島根県県央保健所
- 石東病院
- 大田市立病院
- 大田市中央図書館
- 大田市立大田小学校
- 大田市立第一中学校
- 島根県立大田高等学校
- サンレディー大田
- 大田市民会館
- ハローワーク石見大田
- スカイホテル大田
- イワミ村田製作所
- 国道9号
- 国道375号
- 島根県道30号三瓶山公園線
- 島根県道174号和江港大田市停車場線
- ドラッグストアコスモス 大田駅南店
- みしまや 大田長久店
- グッディー大田店
バス路線
[編集]「大田市駅」停留所にて、石見交通の路線が発着する。
- 石見銀山号:広島駅新幹線口(イワミツアーと共同運行)
- 大森・大家線:世界遺産センター・横谷口・大家回転場・川上
- 川本線:石見川本駅
- 粕渕線:粕渕駅・酒谷
- 三瓶線:下の町・青少年交流の家
- 大田市内・和江線
なお、「大田市駅」停留所に停車するバスは以上であるが、石見交通大田営業所・大田バスセンターが大田市駅の向かいにあり、以上の路線の他大田営業所管内の殆どのバスは、大田バスセンターが始発・終着点となっている。
隣の駅
[編集]※特急「スーパーおき」・「スーパーまつかぜ」(以上はいずれも全列車停車)の隣の停車駅については各列車記事を参照。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 大田市三十年誌, 大田市大田市教育委員会, (1983-06), pp. 311
- ^ a b c “山陰線3駅が開業100周年”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 4. (2015年7月16日)
- ^ a b 『学研の大図鑑 JR全駅・全駅舎西日本編(JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)』学習研究社、2004年4月30日、168頁。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 大阪朝日新聞・島根版、1941年4月18日。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、99頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』p.138
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、311頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ (日本語) (PDF) データで見るJR西日本2021, 西日本旅客鉄道 2021年11月28日閲覧。
- ^ 2021年秋ダイヤ見直しについて (PDF)
- ^ a b 交通公社の時刻表 1987年4月号 復刻版
- ^ a b 交通公社の時刻表 1988年3月号 復刻版
- ^ 島根県統計年鑑(昭和45年版) 161.鉄道旅客および貨物輸送状況(駅別)昭和45年度、島根県発行
- ^ 大田市三十年誌, 大田市大田市教育委員会, (1983-06), pp. 312
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大田市駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道